紅葉が旬です 制作のヒントは疑問から | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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海の近い、予約制の小さな牧場です。体験乗馬ほかホースリーダープログラム・外乗・はだか馬・馬のマッサージ・宿泊・撮影プランもご用意。
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本日のイケメンフォト(´ω`*)

今年は紅葉が見事で、手を止めて見入ってしまいます。

 

今年から支払調書に個人番号が必要になり、書類を提出しました。

まだ通知カードのままでしたので、今年のうちにマイナンバーカード発行申請をしておきます。

 

さて馬場へ。砂利がまだ来ていませんので、水平を出して

わずかな狂いを整えます。

動画加工ソフトをダウンロードしてから、楽しみが増えました♪

ハンドリング用のホルターの作り方動画を撮ってみようと思います。

youtubeで何本かの動画を参考にしましたけれど、長すぎたり個人的にわかりにくかったからです。

「いつかは自分でわかりやすい動画を作ってみよう!」と思っていましたけれど、夢は意外と早くかないそうです(*゚ー゚)

編集してイラストや文字を組み合わせ、作り方のコツも併せて紹介しようと思います。

 

倉庫には、昔使っていた三脚がありました♪

クイックシューという簡単に着脱できる台座がなくなっていたので、そこのみアマゾンで注文。

風もおだやか・静かで最高のトレーニング日和になりました。

ダイフクがブラる瞬間。

 

ナックルも腹帯と違うものがブラっています。

ナックルは他の馬のように 「ふふふ」 と鳴いたりせず、感情を表に出しません。

この練習にもぜんぜん興味がなさそうに見えますけれど、股間のものは出てきます(笑)

 

台の横でじっとできて

すぐに速歩のスイッチが入るのは上等です。

歩くのもゆっくりで、良いちびっ子専用馬になっています。

周囲の刺激に集中がそがれやすい性格のため、耳がこの状態になる時間を少しづつ増やしています。

集中がそがれたら、瞬時に音声か手綱への軽い刺激で注目させます。

人を乗せて耳がこちらを向かない状態ではNGです。

背中の人間に対しての意識がありませんから、自分の意志で行動してしまい、事故につながります。

外乗だと道草しっぱなしで思うように動かせなくなくなりますし、馬が 「帰りたいな」 と思った瞬間に走り出したりもするでしょう。

 

無風で生暖かく、あちこちで煙が上がっていました。

冬の季節風がない日は、乾いた草木を燃す人が多いです。

ラストはドウ。

最近ビビリやすくなっており、試してみると・・

過去のトレーニングがかなり初期化され、ビニールの刺激を怖がるようになっていました。


ドウは賢いのですが、「怖い!」と思った瞬間反射的に行動しやすい馬です。

光速の横蹴りを伴うことが多く、数年前に皮手袋をして覚悟を決めて馴致したのですが、それが初期化されています。


本能から来る恐怖心の克服は、馬にとって最も難しいものです。
怖くてしかたのないビニールを使って馴致していくシーンは、感情だけで動物を見る人には一見虐待のようにも見えますが・・

人間が怯えを取り除いてやれば、日常生活で危険なシーンが激減し、馬も落ち着き自信をもって行動できます。

 

ドウは5歳までに3回転売され、うちにやってきた馬です。
取り除くのに非常に長い時間と手間のかかる、強い怯えが残っています。
 

しかし、仔馬の時にこういった基本的な馴致を行ってあれば、大人になってから苦労をせずとも良いのです。

我が牧場で生まれた3頭の馬たちは誰も蹴ったり噛んだりしませんし、強すぎる怯えもありません。

多くの生産現場ではそこまでやる余裕がないのでしょうけれど、飼った以上はオーナーがなんとかしないといけません。

 

心機一転、またマイナスに戻った気持ちで明日から経験を積ませていきましょう。

一度は通った道ですから、二度目は道筋もわかっています♪

 

明日も今日の続き。
砂利がこなければトレーニングに専念します。