買った覚えも植えた覚えもまったくない何かの花が咲きました♪
左手に持っているものを右手で探すコーネンキ・サプライズ(笑)
手を掛けずに育った花ですから、しばらくの間は元気に咲くでしょう。
午前中は乾草の買い出し。
梅雨時は道の真ん中に苔が生えてスリップしやすく、重いものを積んでいる時は速度に注意し、早めのブレーキを心がけます。
3時、ちびっこ乗馬。
自分の意思でコントロールする練習です。
乗馬は「動きなさい」という明確な意思でリモートコントロールするシーンが多く、加えて意思の強さ・手順の確実さが問われます。
大きな動物をきちんと従えるようになることは、成長期の良い経験のひとつです。
「馬はお友達、仲良くしましょう」 というイメージとは全く違う世界があることを、乗っているうちに理解できるようにもなります。
コメリには「ハッカモア」という新しい馬具を使いました。
口に金属を食まないので馬の負担が軽く、てこの原理で口角に作用することができます。
まだまだ油断すると振り切って駆けだしたりしますが、馬具をつけると聞き分けが良くなり始めています。
馬具装着=人と行動を共にする、というスイッチになると楽です。
母離れしていない彼女、杭につながれての我慢は20分が限度。
それを過ぎると精神的に参っておなかを下し、紐を千切って母の元へ戻ってしまいます。
無理なく少しづつ、我慢できる時間を延ばしていきましょう。
ダイフクも活発に動き、このあと裸馬に乗って左右のストレッチ。
アイ母さんはしばらく乗馬から遠ざけることにしました。
馬場に入っての速歩はまだ止まりませんし、放牧場でもわたくしが近寄ると逃げるようになっています。
未熟な状態でも希望があったので乗せていましたが、やはり遠回りをしても人馬共に確実なほうを選択することにしました。
トレーニングに2歩進んで3歩下がることは良くあることで、時間のかかるタイプの馬との取り組みは特に慎重にならないといけません。
無理して馬の心が折れてしまうシーンを作ってしまうと、そこからの立ち直りに何倍もの時間がかかることは経験から理解しています。
「もう大丈夫」と思えるまで、人を乗せない緩いトレーニングだけに戻します。
16時から市のインタビュー。
わたくしから見て、南房総市は
「皆が必死でない・おだやかで小奇麗な町。
浄化の雨が降るたびに美しくなる町。
山を隔てれば見えないので、馬のトレーニングなど人を遠ざける静かな作業に向いている町。
豊かなパーソナルスペースを生かして、個々の世界に没頭できる町」
ですね。
それぞれの小さな地球があちこちにちりばめられている、そんな印象を持っています。
終って杭打ちの続き。
プラ杭を3本打ちこんで馬たちの係留に。
境界杭を利用して、支えを作りました。
これでダメだったら、長い杭を買ってきます。
夕食後の梅ジャム作り。
梅シロップを取った後の果肉を圧力鍋で煮、種をはずして煮詰めました。
若干苦みが出ましたが、甘酸っぱくてしつこくなく自分的にはOKです(*゚ー゚)