
茨城県ひたちなか市の柴田様からのご依頼です。
夏に突然コントラバスが崩壊した!とのこと。
アコースティックの弦楽器はたま起こります。
気温の変化が主な原因です。
弦は鉄やステンレスなどの金属で、楽器は木材。
木材のほうが温度変化で伸びたり縮んだりします。
弦の張力はナットや駒で受けてますが、伸び縮みを繰り返しているうちにストレスが蓄積されます。
それはまさに地球の大陸プレートのズレによる地震と同じ!
今回はテールピースを取り付けているテールピースファステナーという部品が破断していて、駒はもちろんはずれていて、更に魂柱(こんちゅう)もはずれていました。
魂柱とはヴァイオリンなどのボディ内、ブリッジ付近にセットしてある「つっかい棒」で、強度や音質に関わる、まさに「魂の柱」です。

↑破断したテールピースファステナー。

↑ボディ内に転がってます。

↑コントラバスの魂柱はこんなサイズ。

専用工具は持ってないので、道具や材料を上手く組み合わせて・・・セット!うまい!
それはまさに透明な箱の中のバナナを道具を使って上手に取り出したチンパンジーのようなヒラメキ!

↑ファステナーの同等品のテールピースコード。テールピースに通して縛りました。
ケブラー繊維でできてます。


組み込み。完成ー!
今回のお客様の柴田様は実は僕の昔のバンドメイトの息子さんです。
当時僕らはレッド・ホット・チリペッパーズのコピーバンドやってました。
二十数年前の話です。