1980年公開の鈴木清順監督作品。
出演に、原田芳雄、藤田敏八、大谷直子、大楠道代、赤麻呂児らなど。
随分昔に観た映画なので、細かな記憶は薄いが、2つのシーンが頭にこびりついて離れない。

一つは大谷直子が原田芳雄のために鍋を作ってるシーン。
彼女はひたすらこんにゃくをちぎっては、鍋に放り込んでゆくのだが、ねじりちぎられるこんにゃくは、女性が男性器を弄ぶ趣があった。

もう一つは、大楠道代が、腐乱しかけた桃を、果汁を口の周りに滴らせながら、美味しそうに食してるシーン。
確か、桃は腐りかけが美味しいと言い放ち、恍惚の表情を浮かべているシーンは、女性がほかの女性を手篭めにするようなエロさを感じた。

唇は分厚く口紅が塗られている。

その唇から滴り落ちる桃汁。

書いてるだけでエロティックな感じになるくらい、大楠道代は印象的だった。


ストーリーや映画の展開自体が楽しめるかというと、結構難解だったようで入り込みにくいと思う。

映像から浮かび上がるイメージを無作為に楽しむのがいいのかなと思います。

ちょっとアルコールが入った状態で、眠りと覚醒を繰り返しながら映像を眺めるのもいいかも。

いつかの夢にエロティックな光景が挿入されるかもしれませんね。