「エコノミックス」の語源は? | 店舗経営・賃貸経営困った時に読むブログ

「エコノミックス」の語源は?

おはようございます。
先日、THE BIG ISSUE の日本版を読んでいて、素敵なインタビュー記事を読んだので、抜粋してご紹介します。

特集の内容は「大地と人間-土地は誰のもの?」で、何人かの識者の意見が、インタビュー形式で掲載されています。

ご紹介するのは、坂口恭平さん。生存権が脅かされている人のために、持ち主不明の土地で「独立国」をつくり、ゼロ円で「新政府」を樹立されたと言う方。
では、ご紹介します。

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「今の日本は99パーセント、日本銀行件を中心とした資本主義経済の世界。

でも、もともと「エコノミックス」と言う英語はオイコス、ノモスという2つの古代ギリシア語が語源で『住まいのあり方』という意味があります。

人が生きのびるために助けあいながら、住まいをつくることで、経済やコミュニティが生まれて来たんです。

今、経済イコールお金になっていますけど、本当は違う。

人間はお金がなくなっても死にはしないけれど、周りに人がいなくなって、孤独になって住まいがなくなり、経済がなくなった時に死んでしまうんですよ。」

THE BIG ISUEE 198号 特集「大地と人間-土地は誰のもの?」坂口恭平氏のインタビューより抜粋

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坂口氏は、2040年に日本の空き家率が43%に達する可能性があることにも、言及されています。不動産関係者以外の方から、この指摘されたのを初めて目にしました。

世の中の4割強が「空き家」。賃貸経営が成り立たないと言う小さな(失礼っ!)問題だけでなく、様々な影響が出るでしょうね。

では、本当に必要な物は?
そもそも、土地は誰のもの?
考えるヒントになる、インタビューでした。

ご興味のある方は、ぜひTHE BIG ISUEE 198号を購入してみてください。
よく、駅前でホームレスの方々が販売されている雑誌です。1部300円の内、160円が販売者の方の収入になります。

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