【後編】今こそ東京ヤクルト、怒涛の16連敗を振り返る(2019.5.14~2019.6.2) | まぶたはともだち

まぶたはともだち

読んだ全ての本、マンガ、映画の感想を書いていきます。
最近はプロ野球もお熱です。

センバツに続いて夏の甲子園も開催中止が決定しましたが、各都道府県では独自の大会を開催しても良い、と通達が出されています。
 
日刊スポーツのホームページに各地の状況についてまとめてあったのですが、今これを書いている6月4日現在、開催断念を表明したのは福岡県だけ。まだ態度を明らかにしていないところもありますが、ほとんどはおおむね前向きな方針のようです。
非公認でも秋以降に全国大会考えてもいいんじゃない?簡単じゃないだろうけど……。
 
 
と、いうわけで昨日の続きです。
去年のスワローズの16連敗を振り返っていきますよ!
 
 
 
Ⅳ.12~14連敗目
  • 5月27日(月) 試合なし
  • 5月28日(火)vs広島 ●7-8(先発;原樹理)※ショートが奥村固定に
  • 5月29日(水)vs広島 ●3-5(先発;高橋)
  • 5月30日(木)vs広島 ●0-13(先発;小川)
いずれも先発がボコボコにされてそのまま終わり。
これまでショートはいずれもパワプロで「エラー」の特殊能力を持っている太田、廣岡を併用してきましたが、ここに来て比較的マシだと思われる奥村を起用。それでも連敗は止まりません。
実際こんなところだと思います
 
打線もあれこれ組み替えていて、特に1番は太田、坂口、山田、大引、宮本と日替わり状態だったのですが、なしのつぶて。
 
 
【他球団の動向】
  • 阪神・高山、延長12回サヨナラ満塁ホームラン(29日)
 
 
Ⅴ.15連敗目
  • 5月31日(金)vsDeNA ●2-3(先発;ブキャナン)
ついにこの日、スポーツ面トップに。
96敗した2017年ですら14連敗がMAXだったのに。
 
戦う前から結果は見えていました。
相手先発が今永、という地点で全く勝てそうな気配がなかった。
 
この辺になると、もはや負けるのが当たり前になりすぎて「辛い」とか「悔しい」とか全く感じなくなってました。
 
以下、ちょっと記事を引用します。
神様にも仏様にもすがった。11連敗を喫した翌日の5月27日。
試合のなかったこの日、小川監督は自宅近くの神社に参拝し、手を合わせたという、家に戻ると、今度は仏壇の前に座って線香を上げた。だが、連敗は止まらない。「両方にお願いしたからまずかったのかな」と打ち明けた。
苦笑いしている小川監督の死んだ目が容易に想像できます。
前日は神宮球場の一塁ベンチに、勝利の女神として名高い東郷神社のお守りを掲げた。全身に塩を塗って球場入りした選手もいたという。試合後は今季初の緊急ミーティングを開いたが、悪い流れは断ち切れなかった。
……14連敗してからミーティングって遅すぎね?
 
 
【他球団の動向】
  • 栃木・北方悠誠、ドジャースとマイナー契約(31日)
  • ソフトバンク・中村晃、自律神経失調症から1軍復帰(31日)
 
 
Ⅵ.16連敗目
  • 6月1日(土)vsDeNA ●0-7(先発;清水)
セ・リーグタイ記録の16連敗を阻止するべくマウンドに上がったのは、この日が一軍初登板であるドラ1ルーキー・清水昇。ここまで2軍での通算成績は、 2勝6敗、防御率5・63。 わらにもすがるとはまさにこのこと。
 
当然のようにボコボコ打ち込まれ、同じくドラ1ルーキーの上茶谷に完封されて終了。
98年のロッテの18連敗は有名ですが、あれ途中で1個引き分け挟んでますからね。引き分けなしの連敗としては既に球界全体でもワーストタイとなりました。
 
この時すでに、日本新記録の19連敗は覚悟していました。
ちなみにその相手は、交流戦の日本ハム。前年度までチームメイトだった秋吉が抑えをやっています。
あいつに死に水を取ってもらえるなら悪くないな……とか考えていました。
 
 
【他球団の動向】
巨人・阿部、通算400号(1日)
 
 
 
Ⅶ.17連敗阻止
  • 6月3日(日)vsDeNA 〇5-2(先発;原樹理