嗚呼、俺たちの京都アニメーション(映画編) | まぶたはともだち

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読んだ全ての本、マンガ、映画の感想を書いていきます。
最近はプロ野球もお熱です。

・涼宮ハルヒの消失(2010年)(2回目)

「意外だな。こいつも長門が少しずつ変わりつつあることを気付いていたのか」

 

ご存じ、2時間40分です。集中力以前に尿意の問題が浮上してくる長さです。

5年位前に観ましたけど、確か当時は3日くらいに分けて観たので、今回日曜日の夜11時から頑張ってぶっ通しで観てみました。会社に行きたくなさが爆発してしまった。

冒頭で引用したセリフが示す通り、完全に長門がハルヒの存在を喰っているエピソード。当初からそういうところはあったけど、かなり極端なことになっています。12月18日に入った途端(ハルヒが消失して以降)、色調が寒々しくなってるのはうまい演出ですね。

当時は何とも思わなかったけど、キョンが「本当に元の世界に戻るべきなのか、この世界でも良いのではないか」と自問自答するくだりは非常に意味深長で、そういった点においてもシリーズ全体に区切りをつけるエピソードだったと言えましょう。

しかし向陽園の黒いブレザーは可愛い。ハルヒには特別似合っている。「長門有希ちゃんの消失」が作られたのは必然だったのかもしれません。

 

 

・映画けいおん!(2011年)(4回目)

クリスマスイブに視聴。これは観るのは4回目になります。公開直後に映画館で2回。翌年、TV放送で1回。それ以来、4年ぶり。

やっぱり何度観ても泣けますが、「天使にふれたよ!」を歌う前に、唯が「あずにゃんは私たちに翼をくれた天使なんだよ!」って言うのを聞いて「天使が翼をくれるのはお迎えの時だけなのでは…」と突っ込みそうになる自分はおかしいんでしょうか。

 

にしても、高校の卒業旅行にロンドンに行くってすごくね?オレ、たとえ箱根でも行く金なんか工面できなかったぞ。(大学は飛騨高山に行った。2泊3日で5万円くらい…)

ロンドンに行っているパートは全体の半分くらいで、あとは卒業を控えてまったりしている唯たちの、これまたまったりとした日常が描かれている訳ですが、劇中、春先特有の白っぽくて柔らかな光に包まれていて、寒いんだけど、温かみのある、あの独特の季節感が表現されているんですね。たまらない…。

これだよ、これ!この3月初旬の白っぽさ!

 

あと卒業ライブのシーンもラストにひけをとらない山場ですよね。

TVシリーズ2期後半「Utauyo!Miracle」の教室でライブしているシーンはこの場面だったんだ!っていう衝撃は、何度観ても色あせません。柔らかい光ほんとすき

 

大学の友達に「唯が隣の梓の方を向いて歌う場面があるけど、それは”キミがそばにいることが 当たり前だと思っていた こんな日々がずっとずっと続くんだと思っていた ゴメン 今は気付いたよ 当たり前じゃないことに まずは君に伝えなくちゃ「ありがとう」”という歌詞とシンクロしているから」という事実、指摘されるまで全く気が付きませんでした。それを意識すると、よりいっそう泣けました。

ありがとう、けいおん。いつまでも私にとっての青春です。

 

・たまこラブストーリー(2013年)(2回目)

「もち蔵!大好き…!どうぞ!」

 

念願がかないました。

何も考えずに前売り券を買った3年前、いつどこの映画館に行っても満席で、公開から二ヵ月くらい経ってから「八王子ニューシネマ」というおんぼろ映画館に行ったら音響がゴミすぎて全然没入できなかったときの恨みは今でも覚えています。なんらかの権力者になってあの映画館ぶっ潰してえ…とずっと思っていましたが、1月いっぱいで本当に老朽化で閉館してしまったそうです。

あれから2年以上が経過した2016年9月、たまこまーけっとは聲の形の公開に合わせてMXで地上波初放送となりました。いやー、これ最高っすね。封切り時はタイトルが古臭いとか、鳥をリストラしてるってことは「たまこマーケットは失敗だった」って言ってるのも同然じゃねーかとか、色々思いました。が、もはやそんなことはどうでもいい。「たまこラブストーリーで感動した」。この事実だけ記憶しておけばいいんだ。

たまこは冒頭でバトン部の部員として商店街のお祭り(だっけ?)に参加したいと言い出すんですけど、劇中でたまこがバトンをなぜか掴めないって描写と、もち蔵の告白を受け止めきれないシーンが重なっているわけなんですよ。それが紆余曲折あって、たまこがもち蔵の気持ちを受け入れる。そんで戸惑いがなくなって本番でバトンをしっかり掴む、って言うのがあるわけで。

 

あと、みどりがもち蔵を好きだって描写、当時はクライマックスでたまこを駅に送り込むときまで気が付かなかったけど、改めて見直してみると冒頭からハッキリ匂わせてますね。どーして気が付かなかったのかな。かんなちゃんもなんやかんやですごいアシストしてるしで、貢献度高いですよ。みんな幸せになってもらいたいものです。

 

 

劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-過去編(2015年)

・劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-/未来編(2015年)

「栗山さんは…僕が生きてきた中で一番大切な人だ。出会った時からずっと一緒にいてくれて…ふたりだったから、だからすべてを乗り越えられたんだ…けど…それは同時に、とてもつらく苦しいものを背負うことでもあったから…僕H栗山さんにもうそれを背負ってほしくはない。苦しんでほしくはない…だから僕と栗山さんは…一緒にいちゃいけないんだ…」

 

と、いう訳で完結編。過去編も観ましたけど、別にラストシーン以外は特に書き加えられていなかったように思います。

みんなケリをつけられて良かったね。

 

 

 

・映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-(2015年)

俺はフリーしか泳がない…(当時から言ってたのかよ)

 

どう考えても真琴はあの声で中一っていうのは無理があったんじゃないかなー。

遥は声高いからまだいいとして、一学年下なだけの渚と怜ちゃんは声変わり前の声優さんなだけに、違和感バリッバリです。

特に何も面白くなかったけど、まあオレが「中学生男子の半裸最高ッス!」とか鼻息荒くまくしたてたらそれはそれで相当に気持ち悪いし。

遥と真琴が「自分たちは小学生の時のリレーが最高のメンバーだったと思っていて、別の奴とやってもそれは超えられないと思っていた」と本音を話したところで、旭が「別に失礼とは思わない、それはそれで良い。俺たちはそれとは別に最高を目指せば良いじゃん」みたいなこと言ってたの好きです。旭は一番アホっぽいキャラですが、だから他人が言えないことも言えるんですねえ。