愚痴と文句と批判は

全部自分に返って来ます。


良き事をすると楽しい思いが返って来ます。


笑顔を向けると人は笑顔を返します。


今生の業(自分のなした事と心の思い)は

次の生まで影響を及ぼすだろうと、

聖者達は言われます。


今生中に

自分の宿題を解くのであれば、

来世は良き時代、

光溢れる時代、

良き両親と楽しい仲間、

友人達のいる時代に生を受けるだろうと

言われています。


だから自分がされた嫌な事を、

周りの人にも、

遠い人にもしてはいけません。


勿論、

言葉によって傷つけてもいけません。


やがて時が過ぎて忘れていても、

自分のなした事は、

あなたに追い付き

生ある内に同じ苦と喜びを受けます。


なぜなら、

想いと言葉は矢のように二つに飛んで、

一つは自分に、

もう一つは相手に飛んで行きます。


受けた相手も苦しみ、

同時に人に与えた苦しみの分、

自分にも罪の矢が重なって行きます。


また人に与えた喜びの分、

自分が幸せになり笑顔に包まれます。


そう、…

相手の人が味わった苦しみ、

辛さ、

悲しさを、

その心の傷の痛さを、

いつの日にかあなたが受け、

同じ悲しみ、

苦しみを味わって

その悪しき業が終わります。


同じく自分が、

人にもたらした喜び、

充実、

助け、

救い、

優しい思い、

励ましをあなたが受け、

健康と安らぎを神様から受けます。


良き行いは、

人にもたらした分、

他人から与えられ、

同じ量の喜び、

不思議な充実感とチャンスを味わいます。


このように神様は、

私たち人間に二重のワナを仕掛けています。

あちらこちらで、

神様の色々なワナがあります。

聖者達は

そのワナの意味を解いてくれています。


konishi.M