今日、飲食豊かで富んだ家ほど

家庭内が乱れ、

争いや離婚率が多いのは、

人々が自分の都合に生きて、

分かち与える心を

育んで来なかったからでしょう。


毎日を感謝し、

温かい心でいられる人が少なくなりました。


みんな稼ぐ事に忙しく、

仕事に忙しく、

テレビに時間を取られ、

ゆっくりと自分の時間や

家族との時間を過ごす事が難しくなっています。


どこの国の人も、

どこの家族もみな同じように、

男も女も忙しく、

あわただしく、

四十歳を迎え、

五十歳を過ごし、

六十、七十代に入って行きます。


これが

「普通さ」

「どこも一緒だろ…」 と思っていました。


しかし

様々な聖者の言葉に出合い、

一条の光が

体を突き抜けて私は目覚めました。


信があり、

柔和で、

よく分かち与え、

怒りとむさぼりから

少しずつ脱出し始めると、

「みんなが同じグチの中にいる…世界」

から抜け出せる事が出来ます。


「どんなにしても、この状況は変わらないよ」

と叫ぶ人々の群れから抜け出て、

心に清水を入れて、

聖者の言われる法を少し、

ほんの少し守るだけで、

周りの世界は一変して行きます。


自らを正し、

嘆く事をやめる。

すると嘆きの事柄は止みます。


いつも「うまくいかない」事を

先にイメージしない練習が大切です。


「不幸にならない為に生きる」事をやめて、

「幸せになる為に生きる」事に切り替えましょう。


目指す丘は同じでも、

「不幸にならない為に生きている」と、

不幸を引き付けて生きる事になります。


自分が"幸せになり" "成功したい"

のならば、

同時に、"人格の向上"

も必須条件である事を知らなければなりません。


自分はきっと「幸せになりたい」でしょう。

であるならば

「人を嫌う事」と

「怒る事」、「不幸にならない生き方」と

「グチの名人である自分」を捨てて、


「人を祝福する事」

が自分の心を綺麗にして行きます。


「人を好きになる事」

が対人関係の改善の一歩です。


「ほめて人に拍手を送るのが大好き」と

「幸せになる事は楽しい」

という生き方を選んでみましょう。


対人関係の向上と

笑顔に包まれる世界が

本当にあると知るようになります。

するとそれはきっとやって来ます。


同時に

平和と笑顔というおまけも付いて来ます。


忘れてならないのは、

「大いなるものへの感謝」

「天へ手を合わせる」事。


人の役立つ事と

目をあげて生きる習慣としてみるといいでしょう。

すると怒りなき毎日が多くなって、

やがて光の丘に立つ人になるでしょう。


konishi.M