他人の頭のハエは

追い払い易いですが、


自分の頭のハエは

追えないと良く言われるように、

自分を改める事は難しいものです。


特に気に入らない人に注意されると

腹立たしくなる事でしょう。


他の人をあれこれ評価するくせの人は、

逆に自分がどう見られているかが気になり、

他人の目、

つまり他人の評価を苦痛にしてしまいます。


やがてそれが苦痛になり、

仲間を嫌い、

友達を失い孤立の道を歩みます。


もしそんな自分に気づき、

そんな自分が嫌になったら、

他人に善意をもつ練習をしましょう。


他の人が元気で

笑顔に満ちている事を

いつも心に願う事をやってみましょう。


心に浮かぶ悪しき感情や

性癖を乗り越える事を今世の課題としましょう。


今世、

出来る限り「嫌な人」をなくす練習をしましょう。


「悪しき煩悩の汚れ」の行き着く先は、

結局全ての苦痛が自分に集まり、

自分に対する評価が厳しくなり、

それを知って

自分の顔がしかめ面になってくる

生き方の人でしょう。


いつも他人の欠点や

失敗が気になって、

その事が許せなくなる自分に光りをあて、

あまりに他人を責めず、

他人と自分の

二つの苦痛を除いていきましょう。


他人に投げた矢は

やがて自分に返ってきます。


他の人に

厳しい評価や傷をつけるような言葉、

感情を投げつける事は辞めた方がいいです。


そうすると

あなたが救われる事を知ります。


そうすると笑顔が生まれ、

今まで嫌だと思っていた人の

行動が気にならなくなり、

人生の車輪が

良き方向に回り始める事を体験するでしょう。


過失には

取り返しのつかない過失と、

取り返しのつく過失がある事を知りましょう。


良く注意して他人を責めず、

取り返しのつかない過失を

犯さなければ人生は楽しいです。

あなたは輝き始めます。


konishi.M