「悪い行いをした時は気をゆるすな。

その悪い事がずっと昔にした事だとか、

遠い所でした事であっても、気をゆるすな。

それが、秘密の内にした事であっても、

それの報いがあるのだから、気をゆるすな。

悪い事をした人は、この世で憂え、

来世で憂え、ふたつの所でともに憂える。」


こちらは勿論仏語ですが、


これは、

この人の世の大切な、

大切な法則なのです。

真理の一つです、


人は、

自分の投げたものが

必ず返ってくると言っておられます。


前項と同じく、

何度も何度も噛み締めなければなりません。


人に悪意を行うと

必ず悪意が返って来ます、


人に文句を言うと文句が、

周りに怒りを投げかけると怒りが返って来ます。


投げた矢は二つに分かれ、

一つは自分に、

一つは相手に向かって飛びます。


人を苦しめると、

やがて、

その矢は自分に返って来ます。


人に投げた矢は、

善き事も悪しき事も、

全部、返って来ます。


それも、

その人が弱った時、

つまり、

退職した時、

退位した時、

病に臥したとき、

勢いを失った時に、

善き事も悪しき事も、

どっとやって来ます。


人々は投げられ矢を

すぐには返さず、


お腹にため、

その日が弱ったり時に、

投げ返すからです。


喜びの矢を射った人は、

病に伏した時

たくさんの善意と励ましと

病気からの回復の祈り声となって

あなたを祝福します。


それがその人が

遠い国でした事であっても、

近い所でなした事であっても、

今世中にまたは、

子に孫に投げ返されます。


だから人には良き想い、

良き言葉、

希望の言葉を投げましょう。


konishi.M