播いた種に応じて果実を収穫する。


善い行いをした人は、良い報いを得る。


悪い行いをした人は、悪い報いを得る。


前項の闇から光りへと同じ意味です。

自分のなした事の結果は

全部自分に降り掛かって来ます。


それは他の人ではなく、

「なした者がなした結果を受け取る」

というのがこの世の法です。


同じ事をキリストもマホメットも言われています。

良く知られた宇宙の大真理です。


善い行いをする人は、

人から好かれ、

尊ばれ、

祝福され、

喜びの中にいる自分を見出します。


人を好きになると

人から好かれるという報いを受けます。


人にいつも優しくすると、

その人が不運の時、

または勢力がなくなった時、

困った時に、

良い果報が返って来ます。


人生が順調な時、

会社で課長の時、

部長の時、

もし国家公務員で政務次官の時、

その勢いがある時になした悪は、


その職を辞めた時、

または病を得た時、

勢いがなくなった時に、

今迄の報いが

どっと矢の束になって返ってきます。


これは

世界の有名な人のスキャンダルを見てみると、

その法則が

いつも働いている事を知ります。


人を嫌うと嫌われる。


人を好くと人から好かれる。


人を怒ると、人から不評と文句が返って来る。


人から奪うと奪われる。


人に傷を与えると自分も傷つきおびえる。

そして病を得ます。


善意を与えると

次の善意がうまれて心に喜びが生じます。


ささやかな善意でいいんです。

笑顔と励ましで十分です。


人種の肌の色の違いを認めて、

共に生きていけるようになると

素晴らしい事です。


今生、

存命中に投げたものが返って来るだけでなく、


次生、

また次に人として生まれた時に、


前世の因縁の結果として、

幸運、

不運、

チャンス、

不遇等々の形になって、

私達の来世の人生を襲う。


だから四十を過ぎた頃から、

そろそろこの生でなした宿題が

次の生に影響してくる事に気づき、

五十になったら

次の転生に備えた生き方をした方がいいです。


残り時間は少ないです。

あわてなくてもいいけれど、

急いだ方がいいでしょう。


善き事をなせ。

自分が人に与えた苦しみを

許して貰いたいように、

人が自分になした苦しみを

許してあげましょう。


この生の残り時間少ない中で、

罪の荷を少なくして

罪の積み残しのないように…。


人々に善と良き行為をあげましょう。


konishi.M