冷えると

小便が近くなるのはどういう訳か、


まずは人体と

水分との関係でありますが、


人間は

水分を口から飲用するばかりではなく、


不断に空気中の水分を

肺臓の呼吸によって吸収してますので、

この量は予想外に多量に上るのです。



なぜなら呼吸は

一分間三十回くらい、

一時の休みもなく呼吸しているからです。



上記に対し、

水分中の必要分を呼吸し

不必要分を排除する、それが尿です。



ところが尿は下ばかりではありません、

皮膚からもでます、それが発汗です。



発汗は誰もが知るように熱の為ですから、

夏の暑い時に多量に出るのです。



寒い時は発汗が少量となりますから

その分だけ尿量を増す事になります。



つまり尿も発汗も同じですから、

臭気も似ている訳です。



上記の事は、

湿性肋膜炎の場合よく分かります。



湿性肋膜炎は二枚の肺膜に間隙を生じ、

それに尿が溜まりますから

この病気の特性は寝汗を非常にかきます。



これは肋膜に溜まった尿が汗となって

出るからです。


konishi.M