どれだけ医学が進歩したと言っても、


病人のいない家庭を作り、

それが漸次増えるのでなくては

真の進歩とはいえないでしょう。


そうして昔から

主治医という言葉がありますが、

これは医学の力不足を表しています。


もし医学で

真に病気が治るとしたら、


主治医という

言葉は生まれないはずです。


なぜなら、

健康者が増え病の無い家庭が出来るとしたら

お医者に用はなくなるからです。


主治医とは、

絶えず病気に罹るので

常にご厄介になるという意味です。


医師の

お得意様ということも同様です。


医師にかかると治ってしまうとしたら

病気中だけの必要で、


臨時医もおかしいですが、

ただの医師の二字で沢山です。


ところが本当をいえば

常に身体の弱い人や弱い子供がいる場合

真に

健康になるべき方法を教えなければなりません。


それは健康医です。


これらは医師の

副業にしてもらいたいところですが、


このようなことは

まず夢でしかありません。



konishi.M