今日、
あらゆる新聞雑誌を見る時、
悪に属する記事が余りに多過ぎます。
強盗、殺人、窃盗、詐欺、闇取引、
横流し、隠匿、密輸や、自殺、
心中、姦通等々、
殆んど数え切れない程です。
もし日本以外の国にいて、
これだけ見たとしたら、
日本位恐ろしい国は
ないと思うかもしれません。
いくら日本でも
幾分かは褒めていい事、
誇りに思う事もあるに違いありません。
しかし良い事は
兎角隠れがちで表れにくいものです。
昔から
悪事千里といって、
どうも
悪の方が早く知れ、
拡がりもするものです。
新聞記事なども、
善い記事は読者の興味を引かない。
悪い記事程人の目を引く。
殊に稀に見るような、
悪ドイ記事などは興味100%ですから、
デカデカと書く。
何よりの証拠は、
新聞の特ダネいえば、
先ず悪い記事に
決まっている事が多いものです。
たまには、
善い記事もなくはありませんが、
これ等は
100分の1にも足りない程です。
以上のような事実によってみても
判るように、
これ等の
悪に満ちた新聞を見る読者は、
知らず知らず感化を受けます。
その表れが
悪に対する刺激が薄らぎ、
普通の精神からみれば
恐ろしいような事でも、
案外平気になるのは、
人間の通有性である事になります。
本日も今朝から
とても悲惨な事件がありました‥。
konishi.M