もう一つ言っておかないといけない事は、

ピグマリオン効果。

上部の思考が影響すると言う法則です。


トップがマイナスの事ばかり言うと、

会社全体が暗くなり

不安事を引き付けてしまうんですね。


日本人は不安事を言って

組織を緊張させ志気を高めようとする

傾向が強いのですが、

これは失敗の方を

引き付けてしまう事が多いのです。


私の会社の四代目社長は、

昔会社が不況で

危ないと危機感をあおっていました。


ところが社員はやる気を失い、

不安で意欲も失って行きました。


これは家庭にも言えます。

奥さんの方が強く明るいと、

家庭も非常に明るく元気があるんです。


嘆きの妻やグチの夫は

家庭を心配事で支配してしまいます。


プラスの言葉を使う人は、

ピグマリオン効果が働き

全体を活気付ける事が出来るのです。


つまり、

一番力のある社長や主婦が

プラス思考で無ければいけないと言う事です。


不安がりの社長は不安を引き付けます。


プラス思考と言うのは、

『肯定的に何事も受け取る事が出来る』

と言う事、


特に『何事も」…です。

肯定的に生きると言うのは、

生きる上の基本ですね。


(何があっても) 「良かった」と

思うように練習すれば

良かったと思う事がやって来ます。


これをキリストは

『この身に生ずる一切の事を

善として受容するならば、

あらゆる難が去りゆく』と言っています。


同じ事を

江戸時代後期の曹洞宗の僧侶

良寛が言っています。

『難が来るなら難を快くうけよう。

死が来る時は騒がず死んでゆこう』


そう言う心になると

死も難も遠ざかると言っています。


小悟を目指して、

心に刻んでみましょう。


konishi.M