こちらは仏説父母恩重経ですが、

1 懐胎守護の恩
(懐胎すると ただひたすらお腹の中の子の無事を思う)



2 臨生受苦の恩
(母親は陣痛の苦しみに耐え 父親は安産を祈る)



3 生子忘憂の恩
(産まれると父母は限りない喜びに浸る)



4 乳哺養育の恩
(母親は自らの体力の消耗は顧みずに乳を与え続ける)



5 廻乾就湿の恩
(子どもには常に快適な環境を与えようと願う)



6 洗灌不浄の恩
(どんなに臭う糞尿も子どものものなら厭わずに洗いすすぐ)



7 嚥苦吐甘の恩
(自分はどれだけ粗食に耐えても 子どもには満足な食を与える)



8 為造悪業の恩
(子どものためになるならば やむを得ず罪を犯し 自分が地獄に堕ちることも良しとする)



9 遠行憶念の恩
(子どもが遠くに行けば 無事帰宅するまで心配し続ける)



10 究竟憐愍の恩
(生きている間は勿論 死んでからも子どもを護ろうとする)

独りごと…

ここまで子を思う親は…

この世にいったいどれほどいようか…。

konishi.M