子供が減ると赤ちゃん連れに優しいサービスは廃れていくのかな | ☆孤独な子育てに寄り添う☆ワークライフバランス講師のほぼ両立日記

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年末年始に、
最近オープンした施設2カ所を
利用して気がついたことを
メモしておこうと思います。

ひとつは温浴施設、
ひとつは皮膚科。
どちらも女性を
ターゲットにした施設だと聞いています。

まずは温浴施設の感想から。

内装や照明はシンプルで温かいイメージ。
熊本にいた20代の頃は
常に入浴セットを車に積んで
いつでもどこでも1人でも
各地の温泉入浴施設に行っていた私。
旅行雑誌の広告営業やライターもしていたので
そこそこ
いろんな入浴施設を見ていると思います。

その観点から見ると、
新しい施設の割には特に目新しい工夫がなく
ごく普通のきれいな入浴施設といった感じ。
女性をターゲットにしているのなら
シャワーの湯量が調節できたり
メイク落としやタオルなどをおくスペースを
シャワーごとに置いたり、
個人的には小さなゴミ箱も置いてあったらよかった。

そして最も残念だったのが
赤ちゃん連れの客への配慮が不足していること。
よくトイレに置いてあるような
おむつを替える備え付けの台は一つあったけど、
ベビーベッドが置いてない。
まだ足元がおぼつかない赤ちゃん連れにとって、
ちょっと置いておいて親が着替えできる
ベビーベッドがあるかないかで
全然便利さが違います。
「ベビーベッドが置いてないということは
 赤ちゃん連れで来るなということかな」
という印象を与えてしまいます。
(実際そうなのかもしれないけど)
女性がターゲットで、
なおかつ新規オープンの店だと聞いていたので
期待が大きすぎたのかもしれません。

年末には
里子ちゃんのアトピーが酷くなってきたので
最近オープンした皮膚科に行ってみました。
ホームページを見ると
若い女性の院長で
美容皮膚科を前面に押し出した
女性をターゲットにしたクリニックのよう。

きちっとヘアメイクをした
姿勢の良い女性に
丁寧に受付をしてもらって
中に入ると、
やはり内装もおしゃれで女性向きといった感じ。

15分ほど待ち時間があるというので
待合室を観察しながら
里子ちゃんをあやしていると
ウンチが出たようなので
おむつを替えようとトイレへ。

ところが
広くておしゃれな作りなのに
なんとオムツ替えスペースがない。
え?今どき?女性ターゲットなのに?
ちょっと驚いて
受付の女性に
「オムツを替えるスペースはありますか」
と聞くと、ちょっと戸惑った様子で
申し訳なさそうに
「すみません。オムツ替えスペースは…」
と言う。
空いている診察室などでも
使わせてもらえるかと思ったんだけど
その提案もなく。

車に戻って
車の中で替えようかと思ったけど、
皮膚科の用も急ぎではなかったので
受付をキャンセルして
自宅に戻りました。

少子化と言われて久しいけれど、
赤ちゃん連れに優しくない環境が変わらない限り
少子化も加速するばかりではないかな。
当事者が少なくなるからこそ
その目線を大事に環境を整えてほしい。
そんなことを思った機会となりました。

※写真は本文とは無関係です笑