~ブログ版 145号~
~さい帯血、北海道の採取状況について~
副院長 横尾洋一
こんにちは産婦人科医の横尾です。
当院は1997年から日本赤十字社のさい帯血バンク事業に協力をしております。
これまで、臍帯血バンクについていろいろとお話をさせていただきました。
つい先日、日本赤十字社北海道さい帯血バンクから、北海道の採取状況について報告がありましたので、紹介いたします。
道内は12施設で採取しており、到着数は確実に増加しているということです。
4,5年前は北海道全体で月60本程度でした。
2020年では平均93本/月
2021年度は平均100本/月↑
今年度は7月末時点で平均123本/月とのことです。
臍帯血移植はこのところ骨髄移植を上回っており、今後も医療界では期待されています。
採取に関しては、母子に痛みや危険性はありません。移植をまつ患者さんをすくうため、引き続きご協力をお願いたします。