広報誌MAMMY LIFE第101号 ~調理科~ | 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタルのひだまりブログ

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広報誌MAMMY LIFE

~ブログ版 第101号~

 

~安心・安全な食事提供を目指して~

給食部 調理科

 

 皆さんは「HACCP(ハサップ)」という言葉をご存知でしょうか。

 HACCPとは食品の衛生管理の手法で国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。アメリカ、EU、カナダ、オーストラリア、台湾、韓国など多くの国で義務化されており、日本では2020年よりHACCPの義務化が始まり1年間の猶予期間を経て今年の6月よりHACCPに沿った衛生管理の完全義務化を求められています。この対象は原則すべての食品事業者となっており、患者様の食事を提供する我々も対象に含まれています。

 

 給食部も従来の衛生管理に加えHACCPに対応した衛生管理手法を取り入れ対応してきましたが「この対応方法で大丈夫なのか」、「別のやり方では対応できないか」等、様々な疑問がある中で取り組んできました。そこで今回、第三者機関にお願いしてHACCPに関する衛生管理方法について指導してもらうことになりました。大きな部分の指摘はありませんでしたが細かい部分でこうしたほうがいいという指摘をもらい、現在改善中です。

 

 今後はこの第三者機関が認証する衛生管理規格の取得を目指し患者様により一層、安心・安全な食事提供をできるよう努力してまいります。