ブログ版57号
令和2年11月22日(日)~11月28日(土)
皆様、こんにちは。今回は安全管理対策室からです。
厚生労働省は2001年から「患者様の安全を守るための医療関係者の共同行動」と命名し、総合的な医療安全対策を推進しています。その取組の一環として、毎年11月25日(いい医療に向かってGO)を含む1週間を「医療安全推進週間」と定め、国民の理解と認識を深めていただくために開催を推奨しています。
当院では各部署に適した医療安全の標語を作成し、掲示することによって医療安全の推進を図っています。
インシデント・アクシデント防止の注意喚起になりますので医療安全推進週間に限らず、長い掲示を促し活用しています。
安全な医療を皆様に提供するために日々努めておりますが、その中でも確認という行動は重要視されます。人は見たいように見えてしまいますし、聞きたいように聞こえてしまいます。また、相手はわかっているだろう、相手が確認したから大丈夫だろう、と期待したりもします。一人ひとり責任をもって、一つずつ指差し、声を出し確認していくということを基本にし、安全に取り組んで参ります。そして何か異変を感じた時には見過ごすことなく、必ず確認していく。
「小さなことでも見落とすな、ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう」(ベンジャミン・フランクリン)
この言葉は医療安全に通じるものと考えます。
コロナ禍で気持ちもふさぎがちになりますが、紅葉を愛でたり、食欲の秋で美味しいものを食べたり、読書や芸術鑑賞等、皆様どうぞ心豊かに過ごされますことを願っております。私たちはマスクの下も明るい声と笑顔で安心安全な医療を提供するように努力して参ります。