~ブログ版・第16号~
~ 薬剤師からのお願い ~
こんにちは。医療技術部 薬剤科です。
薬剤科では入院の患者様と自費のお薬の投薬を行っております。外からみて分かりにくいですが、妊婦授乳婦の服薬相談や他科で処方された薬の相談について個別に応じています。
そのとき調べるのに良く使う文献がこちらです。
毎日患者さまから色々な問い合わせがあります。
その中で多い問合せが「家族や友人が処方された薬を使ってもいいですか?」というものです。結論から言うと「使わないでください」です。
日本には医療機関から処方された医薬品や薬局から購入した医薬品を使用して副作用が出た場合、それを救済する制度があります。
※医薬品副作用被害救済制度についてはこちらからご覧いただけます。
特に医療機関から処方された薬の場合、特定の症状で必要な期間処方されているものなので、処方された人以外の人が服用しても適正な使用に当たらない可能性が高いです。そして、薬の期限も不明なことも多いので体調を崩されたとき、特に妊産婦の場合、自己判断で服用して欲しくないお薬も多いので医療機関への受診をお勧めします。
医療機関で処方されたお薬、お手元にある市販薬など妊娠中授乳中に服用して良いかなどあれば薬剤師までお気軽にお声をお掛け下さい。