日本では、と言っているが、日本だけじゃない。
医者が処方するというよりは…
患者側の態度の問題だけどね🤫
患者側が症状を我慢しないため、薬があれば何もかも即効で治るものと思い込んでいるため、うるさく何度もしつこく医者に掛け合うため、医者が根負けする形、またはうるさい人を追い払う形で抗生剤は処方されることが多々ある。
そして患者側は「それ見たことか」と周りに言いふらすから、周りも同じ態度で、いや臨戦体制で医者の所までやってくる。
時には何週間も風邪症状が続くことはあるし、それは以上ではないし、気候のせいで風邪の原因ウイルスが長めに生き残るし、仕方ないことを受け入れられない人が多いのだ。
必要な時もあるから、それは医者の裁量だと思うけど、患者側から寄り切る感じで出してもらうとしたら、きっと不必要で健康を害することが往々にしてあると思うわ。
昔、私は中耳炎で耳垂れしたボクにパニック(耳からとめどなく黄色?オレンジ?茶色?の液体が出てきた←それまで毎日高熱出して日中はぐったり、夜は寝ない子だったんだから耳垂れに納得すればいいものを…と今は思う。寝てなくて通常運転不可だったかなぁ)になり、パニックに任せて医者に見せにボクを連れて行き、抗生剤が処方されて、「この抗生剤を飲んだ場合と飲まない場合、治りがどう違います?」って聞いたら、回復は2、3日早いだけと言われて、だったらいりませんって言った。
まだ熱は出てたけど、不機嫌もなくなっていつものご機嫌なボクに戻ってたから、2、3日のために変なものを体に入れるのはどうかと思ったのと、1週間子どもに薬飲ますの面倒って思ったのも…ちょっとあったかも🤫
私は薬は飲みたくないし、抗生剤とか体に毒だと思ってるし、子どもに対してもお腹痛いとか風邪症状ってだけじゃ何もしないし(ボクは風邪引くと喘息みたいになってたから吸入は何度もやったけど)学校も行かせるし、小児科時代の同僚に笑われるくらい、医療機関にはお世話になりたくない。
ただ、喘息症状の子どもを連れてきて、抗生剤を要求する親がいるのも確かで、そういう人たちは自分たちにも同じことをする。
子どもが喘息症状を呈するのは、人体の発達の過程でもあるし、大きくなるまで喘息の診断はされない(日本では違いそうだけど)のもそういう理由だからで、そもそも風邪を引いて抗生剤なんてほぼ無用。自然治癒力があるんだもの。大人も同じ。熱が出てぼーっとする、ちょっと不快、寝付けないって時に解熱剤を服用するくらいで十分だと思っている。
咳・熱で食べない、食べたら全部吐くっていうのがその後大体続くんだけど、子どもが咳して吐くのもまた、人体の発達過程においてかなり普通で、全部、っていうのも大体は全部じゃない。吐いても水を欲しがるならまず大丈夫、親は吐物処理が大変だけど、医者は必要ない。
解熱剤と併用して頑張って👍としか…
こんな場合、抗生剤なぞ服用したらそのうち下痢し出してもっと大変になると思う。
熱は体の反応なんだから、少しは経過を見る方がいい。今朝から熱が、っていう患者に対して、そう言われても経過が短過ぎて何とも言えないって言ってる医者には拍手送りたかったもん。
抗生剤の使用について、こんな説明も聞いたことがある(患者はほぼ新生児)。
抗生剤は毒でもあるが、現段階で使用する場合としない場合のリスクを天秤にかけると、使用する方がいい。使用する必要は検査結果を見たら分かるが、今それを待っていると生命が危険だと判断するから抗生剤は使います、と。
もうだいぶ前の、昔の話なのに、抗生剤が万能の薬だって信仰はなかなか消えないもんだと感じている。
国がちゃんと啓蒙するべきところだと思うけど。