型紙
素材
表地：帆布、オックス、ツイル、ツイード、合皮、中肉〜厚手程度の生地
裏地：ブロード、シーチング等の薄手素材
サイズ
Sサイズ
- タテ 20.5cm
- ヨコ 26cm（バッグ口寸法）
Mサイズ
- タテ 24.5cm
- ヨコ 31cm（バッグ口寸法）
Lサイズ
- タテ 30.5cm
- ヨコ 37cm（バッグ口寸法）
材料
- Sサイズ
- 表地 110cm幅：0.4M
- 裏地 110cm幅：0.4M
- 接着芯 110cm幅：0.4M
- マグネットボタン 14mm 2組
- Mサイズ
- 表地 110cm幅：0.6M
- 裏地 110cm幅：0.5M
- 接着芯 110cm幅：0.6M
- マグネットボタン 14mmまたは18mmどちらでも可 2組
Lサイズ
- 表地 110cm幅：0.7M
- 裏地 110cm幅：0.6M
- 接着芯 110cm幅：0.7M
- マグネットボタン 18mm 2組
1.裁断
①接着芯を貼るパーツをあらかじめ大き目に裁断します。
②表地の接着芯を貼るパーツを大き目に裁断します。
※接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜～8㎜程度大きく裁断しておきます。
③表地パーツを裁断します。
④接着芯パーツを裁断します。
⑤裏地パーツを裁断します。
2.持ち手を作る
①「持ち手」を上記にように四つ折りしてアイロンで押さえます。
②折り返し側に「コバステッチ」をかけます。
③「わ」側にもコバステッチをかけます。
④「持ち手」を同じようにもう一本作ります。
3.袋布を作る
①「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせて縫います。
②縫代をアイロンで割ります。
③もう一枚の「袋布1」「袋布2」も同じように縫います。
④2枚の「袋布」を中表に合わせます。
⑤「袋布1・2」をぐるり一周縫います。
⑥袋布を表に返します。
⑦縫い目を「突き合わせ」にしてアイロンで押さえます。
⑧「持ち手」を付け仮止めします。端から5mmの所に両側縫って下さい。
4.見返しを作る
①「見返し1」と「見返し2」にマグネットボタンを付けます。
②マグネットボタン付け位置に裏から印を入れます。
③印と当金の中心を合わせます。
④当金のタテ穴部分に印を入れます。
⑤タテの印を入れた部分に切り込みを入れます。
⑥穴にマグネットボタンの足を差し込みます。
⑦足は奥までしっかりと差し込みます。
⑧当金を足に通します。
⑨足を中心に倒します。
⑩反対側も足も中心に倒します。
⑪マグネットボタンが付きました。
薄手の生地を使用するとマグネットボタンと生地の間に隙間が出来る事があります。
そういった場合は、帆布ぐらいの厚みの布を一枚噛ませて付けて下さい。
⑫凹側も同じようにマグネットボタンを付けます。
⑬「見返し1」と「見返し2」を中表に合わせて両脇を縫います。
⑭縫代をアイロンで割ります。
⑮同じようにもう一枚の「見返し」も作ります。
5.裏袋布を作る
①「裏袋布」を中表に合わせ、「返し口」を残して周囲を縫います。
②「見返し」と「裏袋布」を中表に合わせ、ぐるり一周縫います。
③縫代を「裏袋布」側に倒してアイロンで押さえます。
同じようにもう一枚同じ「裏袋布」を作ります。
6.表袋布と裏袋布を縫い合わせる
①表袋布（2つに分かれている1つの袋布）と裏袋布を中表に合わせます。
②「袋布」の口をぐるり1周縫います。
③「裏袋布」の「返し口」から「袋布」を引き出します。
このひっくり返す作業を「どんでん返し」と呼びます。
④「どんでん返し」するとこのようになります。
⑤袋布の口を「突き合わせ」てアイロンで整形します。
⑥「袋布」の口にステッチをかけます。
※ステッチは「袋布2」の縫い目止まりからスタートすると表側から目立ちません。
⑦「返し口」の縫代を出来上がりに折ります。
「返し口」を「突き合わせ」てステッチで縫い閉じます。
⑧この時、反対側の袋布はまだバッグの口が縫えていない状態です。
⑨反対側も同じように、この工程の①～⑦の作業をします。
7.中心を縫い合わせる（縫わなくても可）
①「袋布2」同士をクリップで止めます。
②バッグの中心を縫い合わせます。
※厚い生地を使っている場合、ミシンによって縫えない場合もございます。
この工程は必須ではありません。縫える方のみ縫って下さい。
①仕上げアイロンをかけたら完成です♪