Rosetta（ロゼッタ）3roomsトートバッグ＆ショルダーバッグ型紙【3サイズ展開】
素材について
表地：帆布、オックス、ツイル、ツイード、キルト 中肉〜薄手程度の生地
裏地：シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の薄手程度の生地
サイズ
Sサイズ
- タテ 17cm
- ヨコ 19.5
- マチ 8cm
Ｍサイズ
- タテ 20.5
- ヨコ 23cm
- マチ 10cm
Ｌサイズ
- タテ 27.5cm
- ヨコ 31.2cm
- マチ 13cm
材料
Sサイズ
- 表地 110cm幅 0.5M
- 裏地 110cm幅 0.5M
- 接着芯 110cm幅 0.5M
- ポケットファスナー 25cm/1本
- マグネットボタン 直径14mm 2組
- 内径20mmDカン 2個
- 11mm幅 パイピングテープ
Ｍサイズ
- 表地 110cm幅 0.7M
- 裏地 110cm幅 0.7M
- 接着芯 110cm幅 0.7M
- ポケットファスナー 30cm/1本
- マグネットボタン 直径14mm 2組
- 内径20mmDカン 2個
- 11mm幅パイピングテープ
Ｌサイズ
- 表地 110cm幅 1.0M
- 裏地 110cm幅1.0M
- 接着芯 110cm幅 1.0M
- ポケットファスナー 40cm/1本
- マグネットボタン 直径18mm 2組
- 内径20mmDカン 2個
- 11mm幅パイピングテープ
1.裁断をする
①接着芯を貼るパーツをあらかじめ大き目に裁断します。
②表地の接着芯を貼るパーツを大き目に裁断します。
※接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜～8㎜程度大きく裁断しておきます。
③表地パーツを裁断します。
④接着芯パーツを裁断します。
※生地が薄手の場合は「Ｄカンタブ」にも芯を貼って下さい。
〇接着芯を貼る際は、コピー用紙などを一枚挟んで接着すると良いです。
接着芯から染み出た樹脂がアイロンに付くと焦げや汚れを防ぎます。
⑤芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し型紙通りに裁断をします。
この作業を「粗断ち」といいます。裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます。
※写真は他の作品のパーツを使用しています。
⑥裏地パーツを裁断します。
2.ノッチを入れる
①合印にノッチを入れます。ノッチ（切り込み）は2㎜～3㎜程度入れます。
3.袋布を作る
①「持ち手」の両端をアイロンで折ります。
※他の作品の持ち手写真を代用しています。
②「持ち手」を半分に折りアイロンで押さえます。
③「持ち手ステッチ止まり」までコバステッチをかけます。
④持ち手」をもう半分に折ります。
「二つ折り止まり」から「二つ折り止まり」までコバステッチをかけます。
⑤同じようにもう一本の持ち手も縫います。
⑥「袋布1」を用意します。持ち手を付け位置に据え、コバステッチ押さえします。
⑦「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせて縫います。縫代はアイロンで割って下さい。
⑧もう一枚の袋布も同じように縫い合わせます。
※次の説明からこのパーツを「袋布」と記載させて頂きます。
4.口布・底布を縫い合わせる
①「口布」と「ファスナー」を中表に合わせます。端から2～3ｍｍを縫います。
②「①」で縫ったパーツと「裏口布」を中表に合わせ、端から8mmの所を縫います。
③縫代を「口布」側に倒してアイロンで押さえ、コバステッチをかけます。
④反対側も同じように縫います。
⑤「Ｄカンタブ」の縫代を折りアイロンで押さえます。両端にコバステッチをかけます。
⑥Ｄカンを通して二つ折りします。端から5ｍｍの所をステッチ押さえします。
⑦「③」で縫ったパーツの両端に「Ｄカンタブ」縫い止めます。
⑧「底布1」と「底布2」を中表に合わせて縫います。
⑨縫代を「底布1」側に倒してアイロンで押さえます。
⑩反対側も同じように縫います。
⑪「口布パーツ」を「底布パーツ」と「裏底布」で挟み縫い合わせます。
⑫縫代を「底布2」側に倒してアイロンで押さえ、コバステッチをかけます。
⑬反対側も同じように縫います。
⑭表地、裏地がズレないように周囲をパーツ袋布」と記載させて頂きます。
5.袋布と中心パーツ
①「袋布」と「中心パーツ」を中表に合わせてマチ針等で固定します。
②端から3mmの所をぐるり一周縫います。
③次に「②」で縫ったパーツに「中心袋布」を外表に合わせて固定します。
④端から8mmの所をぐるり一周縫います。
⑤「パイピングテープ」を用意します。パイピング布を開きます。スタート地点は1cm折り返しておきます。パイピングの端と縫代の端を合わせてクリップでとめていきます。
⑥「パイピングの端」と「縫代の端」をぐるり1周合わせます。
⑦端から8mmの所を縫います。
⑧「パイピング布」で縫い代を包みます。
パイピング布が「よじれ」ないように細かくクリップしておくと良いです。
※生地の厚みがある場合は縫い代の厚みを緩和するために縫い代を5㎜カットして下さい。
⑨コバステッチをかけパイピングを縫い閉じます。
↑表に返すとこのようになっています。
⑩反対側も同じように「袋布」と「中心パーツ」を縫って下さい。
6.マグネットボタンを付ける
「見返し1」と「見返し2」にマグネットボタンを付けます。
①マグネットボタン付け位置に裏から印を入れます。
②印と当金の中心を合わせます。
③当金のタテ穴部分に印を入れます。
④タテの印を入れた部分に切り込みを入れます。
⑤穴にマグネットボタンの足を差し込みます。
⑥足は奥までしっかりと差し込みます。
⑦当金を足に通します。
⑧足を中心に倒します。
⑨反対側も足も中心に倒します。
⑩マグネットボタンが付きました。
薄手の生地を使用するとマグネットボタンと生地の間に隙間が出来る事があります。
そういった場合は、帆布ぐらいの厚みの布を一枚噛ませて付けて下さい。
⑪凹側も同じようにマグネットボタンを付けます。
7.両サイドの袋布を縫う
①「見返し1」と「見返し2」を中表に合わせて縫います。
②縫代はアイロンで割ります。
※次の説明からこのパーツを「見返し」と記載させて頂きます。
③「裏袋布」同士を中表に合わせます。「返し口」を残して周囲を縫います。
④縫代をアイロンで割ります。（割れる所まで割って下さい）
⑤「裏袋布」と「見返し」を中表に合わせて端から8mmの所を縫います。
⑥縫代を「裏袋布」側に倒してアイロンで押さえます。縫い目のキワにコバステッチをかけます。
⑦「裏袋布」の中に「袋布」を入れ中表に合わせます。
※この時「持ち手側」に「マグネットボタン凸」が来るようにして下さい。
⑧「見返し」の口と「袋布」の口を中表に合わせます。
⑨端から8mmの所を縫います。返し口から表に返します。（どんでん返し）
↑表に返すとこのようになっています。
⑩「袋布」の口を「突き合わせ」にしてアイロンで押さえます。
⑪「袋布」の口に5mmステッチをかけます。
⑫「返し口」の縫代を出来上がり線で折り、コバステッチで縫い閉じます。
「裏袋布」を「袋布」の中に収納します。
⑬反対側の「袋布」も同じように縫って完成です！
おつかれさまでした