MMZ-108 Ruby(ルビー)ドラムバニティーポーチ&バッグ

 

素材について

表地:帆布、オックス、ツイル、ツイード、合皮など中肉〜薄手程度の生地

裏地:シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の薄手程度の生地

 

 

サイズ

3サイズ展開:S / M /L 

※()内の寸法はショートタイプの寸法です

Sサイズ

  • タテ 15.5cm(12cm)

  • ヨコ 11.5cm
  • マチ 10.5cm

Mサイズ

  • タテ 18cm(14cm)

  • ヨコ 13cm
  • マチ 12.5cm
  •  

Lサイズ

  • タテ 25cm(16cm)

  • ヨコ 15cm
  • マチ 14

 

材料

※ショートタイプ、ロングタイプ、各サイズ共通です。

Sサイズ     

  • 表地 110cm幅 0.2M    

  • 裏地 110cm幅 0.35M
  • 接着芯 110cm幅 0.2M
  • ファスナー 30cm1本
  • アーチカン 内径20mm 2個
  • トチカン 2個内径10mm〜15mm程度 2個(ショルダーバッグを作る場合のみ)

Mサイズ

  • 表地 110cm幅 0.3M    

  • 裏地 110cm幅 0.4M
  • 接着芯 110cm幅 0.3
  • ファスナー35cm 1本
  • アーチカン 内径20mm 2個
  • トチカン 2個内径10mm〜15mm程度 2個 (ショルダーバッグを作る場合のみ)

 
Lサイズ

  • 表地 110cm幅  0.4M(生地幅130cm以上の場合は0.9M)            
  • 裏地 110cm幅 0.5M
  • 接着芯 110cm幅 0.4M
  • ファスナー 40cm 1本
  • アーチカン 内径20mm 2個

トチカン 2個内径10mm〜15mm程度 2個 (ショルダーバッグを作る場合のみ)

1.裁断をする

 

表地の裁断

 

①接着芯を貼るパーツをあらかじめ大き目に裁断します。

※接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜~8㎜程度大きく裁断しておきます。

 

裏地の裁断

②裏地を裁断します。

 

接着芯の裁断

③接着芯を裁断します。

 

④接着芯を貼ります。

〇接着芯を貼る際は、コピー用紙などを一枚挟んで接着すると良いです。

接着芯から染み出た樹脂がアイロンに付くと焦げや汚れを防ぎます。

 

⑤芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し型紙通りに裁断をします。

この作業を「粗断ち」といいます。

裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます。

※写真は他の作品のパーツを使用しています。

2.ノッチを入れる

①合印にノッチを入れます。ノッチ(切り込み)は2㎜~3㎜程度入れます。

 

3.トチカンを付ける

①「トチカン」付け位置に印を入れます。(ポーチを作る方は次の行程に進んで下さい)

 

②穴を開けます。

 

③「トチカン」の足を穴に差し込み、裏側からネジで締めます。

 

④ネジが浮く場合は厚紙やウレタンを挟みパッキンの代わりにして下さい。

4.ファスナーを付ける

①「袋布2」と「袋布3」を中表に合わせて縫い合わせます。

 

②縫い代を「袋布2」側に倒してアイロンで押さえます。

縫い目にキワに「コバステッチ」を書けます

 

③「袋布1」と「ファスナー」を中表に合わせます。

 

④「袋布1」と「裏袋布2」でファスナーを挟み、中表に合わ端から8mmの所を縫います。

 

⑤縫代を「袋布1」側に倒してコバステッチをかけます。

 

⑥「袋布1」と「裏袋布1」をコバステッチ押さえし、2枚を固定します。

 

⑦「⑥」で作ったパーツと「袋布3」を中表に合わせます。端から8mmの所を縫います。

 

⑧縫代を「袋布2」側に倒しアイロンで押さえます。縫い目にキワにコバステッチをかけます。

 

⑨「袋布3」と「裏袋布2」の下端をステッチでとめます。

この合体したパーツをこの後の行程では「袋布」と記載します。

 

5.筒状に縫う

①「背面布」と「裏背面布」で「袋布」を挟み中表に合わせます。端から8mmの所を縫います。

 

②縫い目を「背面布」側に倒してアイロンで押さえます。縫い目のキワにコバステッチをかけます。

 

③「裏背面布」の縫代を8mm折ります。

 

④反対側は「裏背面布」を避けて「袋布」と「背面布」を接ぎます。

 

⑤縫代を「背面布」側に倒しアイロンで押さえます。先ほど折った「裏背面布」を被せます。

※縫い目線に合わせてマチ針を打って下さい。

 

⑥表からコバステッチをかけます。

 

裏から見るとこのようになっています。

 

6.蓋布と底布を作る

 

持ち手を付けない場合は次の行程に進んで下さい。

 

①「アーチカン」付け位置に印をいれます。

アーチカンのサイズはメーカーによって違うので必ず穴の位置を確認してから穴あけをして下さい。

 

②穴をあけます。

 

③アーチカンを用意します。

 

④穴をあけた位置にアーチカンの足を差し込みます。

 

⑤裏側からネジを締めます。生地が薄くてネジが浮いてしまう場合は

パッキンの代わりにウレタンや厚紙を噛ませて下さい。

 

⑥「蓋布」と「裏蓋布」を外表に重ねます。

 

⑦周囲をステッチ押さえしてズレないように固定します。

 

⑧底布側も「底布」と「裏底布」を外表に合わせます。

 

⑨「蓋布」「底布」のステッチ押さえができました!

 

7.袋布と蓋布、底布を接ぐ

①「袋布」と「蓋布」の表地が中表になるように合わせます。

 

②「裏蓋布」側を上にして接ぎ合わせていきます。

 

③周囲に8mmのステッチをかけます。

 

④パイピング布をアイロンで四つ折りします。

 

⑤「背面布」の中心あたりをスタート地点にして、「パイピング布」を「蓋布」の端と合わせます。

 

⑥周囲を縫います。

 

⑦縫代を「パイピング布」で包みます。

 

⑧「パイピング布」端にコバステッチをかけ縫代の始末をします。

 

⑨「底布」側も同じように接ぎ合わせ、縫代の始末をします。

 

筒状になりました!

 

8.持ち手をつける

①「持ち手」をアイロンで四つ折りします。

※持ち手の型紙は長めに作っているので長さはお好みで調節して下さい。

 

②「持ち手」の端を8mm折ります。合皮で作られる場合は断ち切りでもOKです。

 

③持ち手の端の縫代を折り込みます。

 

④周囲にコバステッチをかけます。

 

⑤「持ち手」を「アーチカン」に通してステッチ押さえします。

 

9.完成

①仕上げアイロンをかけて完成です!