MMZ-72 Madison2(マディソン)双子トートバッグの作り方

使用する型紙

MMZ-72 MADISON2(マディソン2)双子トートバッグ・通園通学サイズ型紙(2サイズ展開)

 

こちらの型紙はサイズ違いになります。

MMZ-63 Madison(マディソン)双子トートバッグ型紙・(3サイズ展開) [MMZ-63]

 

素材について

表地:キルト、ツイル キャンバス地 ハンプ ラミネート生地等 の中肉程度の生地

キルトニットなどニット地の中でも厚手で伸びにくい素材でもお作りいただけます。

裏地:シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の中肉〜薄手程度の生地

 

サイズ

2イズ展開:M / L

Mサイズ

  • タテ :30cm
  • ヨコ :40cm
  • マチ:10cm

Lサイズ

  • タテ:34cm
  • ヨコ :45cm
  • マチ:10cm

材料 

M.Lサイズ共通

  • 表地 110cm幅:1.1M
  • 裏地 110cm幅:0.6M
  • 接着芯 90cm幅:0.6M
  • マグネットボタン 14mm 2組

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サンプルに使用した生地

゜熊柄(puti de pomeeのキルト)

その他はオカダヤさん実店舗販売の生地

 

●表地にキルト生地を使用される場合は接着芯を使わず作って頂けます。

●表地、裏地とも柄合わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄合わせ無しの要尺です。

●表地が中肉でも頼りない場合は全面芯を貼る事をお勧め致します。

 

 

星作り方説明スタートです星

 

1.裁断をする

表地 110㎝幅 

①表地を裁断します。

接着芯を貼るパーツは型紙より5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。

 

裏地 110㎝幅 

②裏地を裁断します。

 

接着芯 90㎝幅 

③接着芯を裁断します。

「見返し1」「見返し2」「持ち手」に接着芯を貼ります。

※大き目に裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。

 

2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。

 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し

型紙通りに裁断をします。

 

この作業を「粗断ち」といいます。

裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!

 

3.ノッチ(印)を入れる

 

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。

※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)

 

4.持ち手を作る

①「持ち手」の両端を出来上がりにアイロンで折ります。

縫い代は全て8㎜ついています。

 

②「持ち手」を半分に折りアイロンで押さえます。

 

③縫い代を折り伏せている方の「端から端まで」コバステッチをかけます。

端から端までコバステッチします。縫い始めと縫い終わりは返し縫いします。

※ミシン縫いした後は必ずアイロンをかけましょう。仕上がりに違いがでます。

※コバステッチとは、端から2〜3㎜の所を縫うステッチです。

 

④反対側にもコバステッチをかけます。

 

⑤同じようにもう一本の持ち手も作ります。

 

5.表袋布を縫い合わせる

①「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせます。

 

②出来上がり線にミシンをかけます。

 

③縫い代をアイロンで割ります。

 

④反対側の「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせてミシンで縫います。

 

⑤アイロンで縫い代を割ります。

 

⑥バッグ底のマチになる部分を矢印の方向に中表に合わせます。

 

↑マチの直角部分を中表に合わせた写真です。

 

⑦出来上がり線にミシンをかけます。

 

⑧反対側のマチも同じように縫います。

 

⑨縫い代を「底側」に倒してアイロンをかけます。

 

⑩「袋布1」と「袋布2」を縫い合わせると上の写真のようになります。

 

⑪同じようにもう一つ「表袋布」を作ります。

 

⑫「袋布1」同士を中表に合わせマチ針で止めます。

 

⑬上の写真のようにミシンでぐるり縫と縫い合わせます。

※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いしましょう。

※荷物を入れた時に一番力がかかる部分なので2度縫いすると丈夫に仕立てられます。

 

⑭「袋布1」を表に返します。

 

⑮「袋布1」の「持ち手付け位置」に「持ち手」を据えマチ針で固定します。

 

⑯「持ち手」を粗ミシン止めします。

 

※粗ミシンは端から5㎜の所を縫います。

 

⑰反対側も同じように持ち手を縫い付けます。

 

6.見返しを縫う

①「見返し」にマグネット釦をつけるために印をいれます。

型紙を中心に合わせ、マグネットボタンの足の位置にも印を入れます。

 

②足を差し込む部分にカッターなどで二ヶ所メスをいれます。

 

③マグネットボタンの足を差し込みます。

 

③の裏からみた写真です↑

 

④マグネットボタンの足に「当金」を差し込みます。

 

⑤マグネットボタンの足を倒します。

足はしっかりと潰して下さい。

 

⑥「見返し1」と「見返し2」にそれぞれ凹と凸のマグネットボタン付けます。

※見返し1→凸 見返し→凹を付けます。

 

⑦同じようにもう一組の「見返し」にもマグネットボタンをつけます。

 

⑧「見返し1」と「見返し2」を中表に合わせます。

※この時マグネットボタン同士を付けた状態で縫うと

仕上がった際にマグネットボタンのズレがなくなります。

 

⑨両端を出来上がり線をミシンで縫います。

 

⑩縫い代をアイロンで割ります。

 

⑪同じようにもう一組も縫います。

 

7.裏袋布を縫う

①「両脇」の出来上がり線をミシンで縫います。

 

②縫い代をアイロンで割ります。

 

③「返し口」を残して「底部分」の出来上がり線をミシンで縫います。

※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いしましょう。

 

④「脇線」と「底線」を上の写真のように中表に合わせます。

 

⑤マチになる部分を出来上がり線で縫います。

 

⑥反対側も同じように縫います。

 

⑦もう一枚の「裏袋布」も同じように縫います。


8.裏袋布と見返しを接ぐ

①「裏袋布」と「見返し」を中表に合わせます。

 

②「①」で合わせた部分を1周をぐるりミシンで縫います。

 

③縫い代を袋側に倒しアイロンで押さえます。

 

④袋布のキワにコバステッチをかけます。

 

⑤ステッチを1周かけました。

※この時ステッチは脇からスタートして脇で終わると

継ぎ目が目立たずに仕立てられます。

 

⑥同じ様にもう一枚の「見返し」と「裏袋布」も縫い合わせます。

 

9.表袋布と裏袋布を合体する

①「表袋布」と「裏袋布」を中表に合わせます。

 

②「表袋布」のうち一つの袋布のをよけ「表袋布」と「裏袋布」のバッグ口を中表に合わせます。

 

③バッグの口を中表に合わせマチ針で止めます。

 

④バッグ口をミシンで縫います。

 

↑バッグ口をぐるり一周縫いました。

 

⑤「裏袋布」の「返し口」から手を入れてバッグを表に返します。

 

表にバッグを返りました!

 

⑥バッグ口を上の写真のようにアイロンで形を整えていきます。

※「見返し」側を「表袋布」を突き合わせでアイロンかけます。

 

⑦バッグ口に5㎜ステッチをかけます。

 

バッグ口にステッチがかかりました!

 

⑧同じ様に反対側の袋布も①~⑦の工程を行います。

 

⑨「返し口」を閉じるためにを引き出します。

 

⑩「裏袋布」の「返し口」を出来上がりに折ります。

 

⑪「つまみ縫い」をするようなイメージで「返し口」を縫い閉じます。

⑫反対側の袋布の返し口も縫い閉じます。

 

10.完成

仕上げアイロンをして完成です。

 

バッグ口が双子になっています。

 

 

 

 

使用型紙

MMZ-72 MADISON2(マディソン2)双子トートバッグ・通園通学サイズ型紙(2サイズ展開)