MMZ-68 JASSICA(ジェシカ)トートバッグ型紙の作り方

使用した型紙

MMZ-68 JASSICA(ジェシカ)トートバッグ型紙(3サイズ展開)

 

●素材について●

表地:オックス ブロード ツイル キャンバス地 ハンプ ラミネート生地等の薄手から中肉程度の生地

裏地:シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の中肉〜薄手程度の生地

※ナイロンオックスはバッグの形を整形しやすくとても扱いやすい生地です。

ナイロンオックスを使用することによりバッグ自立した仕上がりになります。

 

●サイズ●

★3サイズ展開:S / M / L

Sサイズ

・タテ:18.5cm

・ヨコ:37.5cm

・マチ:15cm

 

Mサイズ

・タテ:21cm

・ヨコ:43cm

・マチ:17cm

 

 Lサイズ

・タテ:25cm

・ヨコ:50.5cm

・マチ:20cm

 

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●材料●

Sサイズ

  • 表地 110cm幅:0.6M
  • 裏地 110cm幅:0.5M
  • 接着芯 90cm幅:0.5M
  • マジックテープ25mm幅:12cm
  • 直径12mmカシメホック:1組

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Mサイズ

  • 表地 110cm幅:0.8M
  • 裏地 110cm幅:0.65M
  • 接着芯 90cm幅:0.6M
  • マジックテープ25mm幅:12cm
  • 直径12mmカシメホック:1組

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Lサイズ

  • 表地 110cm幅:1.2M
  • 裏地 110cm幅:0.8M
  • 接着芯 90cm幅:0.65M
  • マジックテープ25mm幅:12cm
  • 直径12mmカシメホック:1組

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 サンプルに使用した生地

表地

○ヴィンテージ帆布(レッド/ネイビー/マスタード)

○11号帆布生成り

裏地

○オーガニックシーチング

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サンプルに使用した副資材

○接着芯

○直径12mmカシメホック

 

●表地、裏地とも柄わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄わせ無しの要尺です。

 

星作り方説明スタートです星

1.裁断をする

表地 110㎝幅 

①表地を裁断します。

接着芯を貼るので5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。

 

裏地 110㎝幅

②裏地を裁断します。

 

接着芯 90㎝幅 

③接着芯を裁断します。

表地の裏面に接着芯を貼ります。

※大きめに裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。

 

2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。

 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し

型紙通りに裁断をします。

 

この作業を「粗断ち」といいます。

裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!

 

3.ノッチ(印)を入れる

 

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。


※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。

(縫製工場方式)

 

4.持ち手を縫う

①持ち手の縫い代を出来上がり線で二つ折りし、アイロンんで押さえます。
 
②反対側の縫い代も二つ折りします。
 

 

③距離の長い方を半分に折りアイロンで押さえます。
 
④「③」で折った持ち手を一度開いて「中表」に合せ直します。
 
⑤持ち手の両端を縫います。
 
⑥角の部分を三角にカットします。
※角をスッキリと仕立てるために余分な縫い代をカットします。
 
⑦持ち手を表に返します。
角の部分は目打ちを使用して形を整えます。
 
⑧反対側の端も同じように始末します。
 
⑨持ち手の周囲にコバステッチ(端から2㎜の所)をかけます。
 
⑩持ち手の周囲にステッチをかけます。
 
⑪持ち手を2本作ります。
 
5.表ポケット口始末
①パイピング布の縫い代を出来上がり線で二つ折りし、アイロンんで押さえます。
 
②反対側の縫い代も二つ折りします。
 
③距離の長い方を半分に折りアイロンで押さえます。
 
④パイピング布を2本アイロンで折ります。
 
⑤表ポケットとパイピング布を用意します。
 
⑥「表ポケット(裏)」と「パイピング布(表)」を合せ端から8㎜の所を縫います。
 
⑦ポケット口の端から端まで縫います。
※縫いはじめと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい。
 
⑧「パイピング布」を矢印の方向に倒しアイロンで押さえます。
縫い代は「パイピング布」側に倒します。
 
⑨「パイピング布」でポケット口の端を包むように表に返します。
 
⑩パイピングの端から2㎜の所に押さえステッチを書けます。
 
端から端までステッチ押さえします。
※ミシンで縫った後は必ずアイロンでプレスしましょう。
縫う→アイロン縫う→アイロンの工程をする事でより美しく仕上げる事が出来ます。
 
⑪表ポケット2枚にパイピング始末をします。
 
6.表袋布にポケットを付ける
①「表袋布」の中心に「表ポケット」を据え中心に「仕切りステッチ」をかけます。
※縫いはじめと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい。
 
②「表袋布」と「表ポケット」の脇を合せ端から5㎜の所に「仮押さえステッチ」をかけます。
 
 
③上図のようにタックをたたみます。
 
④中心側のタックを上図の様にたたみます。
 
⑤反対側も同じようにタックをたたみます。
 
⑥タック分量と位置を固定するために
バッグ底側の端から5㎜の所に「仮押さえステッチ」をかけます。
 
⑦もう一枚の袋布にもポケットを付けます。
 
7.表袋布を縫い合わせる
①「表袋布」を中表に合せ脇を縫います。
 
②縫い代をアイロンで割ります。
 
表からみると脇のタックはこのようになっています。
 
③「表袋布」と「バッグ底」を中表に合せミシンで縫います。
※バッグ底は力がかかる所なので重ねミシンする事をお薦めします。
 
④バッグを表に返します。
 
8.裏袋布に内タブを付ける
①「内タブ」の距離が長い方を二つ折りします。
 
②反対側も二つ折りします。
 
③「内タブ」を半分(中表)に折り、出来上がり線を縫います。
 
④縫い代をアイロンで割ります。
 
⑤「内タブ」を表に返します。
 
⑥「内タブ」の周囲をステッチ押さえします。
 
⑦同じようにもう一枚の「内タブ」も作ります。
 
⑧「内タブ」のスナップ(カシメホック)付け位置に印を入れます。
 
⑨ポンチなどで印部分に穴をあけます。
 
⑩スナップ(カシメホック)を用意します。
 
⑪それぞれにスナップ(カシメホック)を打ちます。
○カシメの打ち方について
メーカーによってスナップの形状が違うためご使用になられるホックの使用説明をご参照ください
 
⑫「内タブ」を「裏袋布」の付け位置に据え上図のようにステッチをかけます。
 
⑬もう一枚の袋布にも「内タブ」を付けます。
 
9.裏ポケットを付ける
①マジックテープを用意します。
6cmにカットした(凹凸)2組みのマジックテープを用意して下さい。
 
※マジックテープの裏に「両面テープ」を貼って使用すると縫いつける際のズレ防止になります。
 
②マジックテープを「フラップ」と「裏ポケット」の付け位置に据えます。
マジックテープの周囲をステッチ押さえします。
 
③「裏ポケット」のポケット口を三つ折りしアイロンで押さえます。
ポケット口から10㎜の所にステッチをかけます。
 
④ポケットの「マチ」部分を中表に合せ縫い合わせます。
 
⑤マチ止り(角になる部分)を起点に上図のようにアイロンで折り目を付けます。
 
⑥ポケットを表に返し、上図の部分にステッチをかけます。
 
⑦反対側にもステッチをかけます。
 
⑧ポケットの周囲をアイロンで折ります。
※縫い代幅を折って下さい。
 
⑨「裏ポケット」を「裏袋布」の付け位置に据えマチ針で固定します。
 
⑩ポケット周りにステッチをかけポケットを付けます。
 
⑪「フラップ」を用意します。
「フラップ」を中表に合せ両端を縫います。
 
⑫フラップを表に返しアイロンで形を整えます。
 
⑬上図のようにステッチをかけます。
 
⑭もう一枚のフラップも作ります。
 
⑮フラップ付け位置にフラップを据え、端から5㎜の所にステッチをかけます。
※フラップの裏面(マジックテープが付いている方)からステッチをかけます。
 
⑯フラップを閉めた状態に折り返しアイロンで押さえます。
上蓋から5㎜の所にステッチをかけます。
 
⑰同じように、もう一枚の「裏袋布」にも「裏ポケット」と「フラップ」を付けます。
 
10.裏袋布を縫う
①「裏袋布」同士を中表に合せ脇を縫います。
その際「返し口」を縫い残して縫います。
 
②縫い代をアイロンで割ります。
 
③反対側の脇を端から端まで縫います。
 
④「裏袋布」と「バッグ底」を中表に合せ底周りを縫い合わせます。
 
11.表袋布と裏袋布の縫い合わせ
①「表袋布」と「裏袋布」を中表に合せバッグ口をマチ針で固定します。
 
②バッグ口をぐるり1周縫います。
 
③持ち手が付く部分の角を上図のようにカットします。
 
④「返し口」から手を入れてバッグを表に返します。
 
⑤「返し口」を突き合わせにしてステッチで縫い閉じます。
 
⑥バッグ口の形状をアイロンでプレスしながら出していきます。
表地と裏地が突き合わせの状態になるようにプレスしていきます。
 
⑦バッグ口から2㎜の所にステッチをかけます。
※ステッチの縫いはじめは、持ち手が付く部分からスタートするとステッチの継ぎ目が目立たなく仕上げて頂けます。
 
⑧持ち手を付けます。
持ち手のステッチのかけ方は上図の順番で縫うと一筆書きでステッチする事が出来ます。
 
⑨持ち手を2本付けたら完成です。
最後に仕上げアイロンをして下さい。
 

使用した型紙

MMZ-68 JASSICA(ジェシカ)トートバッグ型紙(3サイズ展開)