MMZ-66 Little Bonnie(リトル ボニー)ポーチ型紙の作り方

 

 

使用した型紙

MMZ-66 Little Bonnie(リトル・ボニー)ポーチ型紙・(4サイズ展開)

 

●素材について●

表地:オックス ブロード ツイル キャンバス地 ハンプ ラミネート生地等の薄手から中肉程度の生地

裏地:シーチング ブロード、ナイロン、ツイル等の中肉〜薄手程度の生地

※ナイロンオックスはバッグの形を整形しやすくとても扱いやすい生地です。

ナイロンオックスを使用することによりバッグ自立した仕上がりになります。

 

●サイズ●

★4サイズ展開: SS / S / M / L

 

SSサイズ

・タテ:11.5cm

・ヨコ:16.5cm

・マチ:4cm

 

Sサイズ

・タテ:14cm

・ヨコ:20cm

・マチ:5cm

 

Mサイズ

・タテ:18.5cm

・ヨコ:26cm

・マチ:6cm

 

 Lサイズ

・タテ:24cm

・ヨコ:34cm

・マチ:7.5cm

 

------------------------------------------

●材料●
SSサイズ
  • 表地 110cm幅:0.15M
  • 裏地 110cm幅:0.15M
  • 接着芯 90cm幅:0.15M
  • ファスナー 12cm 1本

------------------------------------------

Sサイズ

  • 表地 110cm幅:0.2M
  • 裏地 110cm幅:0.2M
  • 接着芯 90cm幅:0.2M
  • ファスナー 15cm 1本

------------------------------------------

Mサイズ

  • 表地 110cm幅:0.25M
  • 裏地 110cm幅:0.25M
  • 接着芯 90cm幅:0.25M
  • ファスナー 20cm 1本

------------------------------------------

Lサイズ

  • 表地 110cm幅:0.3M
  • 裏地 110cm幅:0.3M
  • 接着芯 90cm幅:0.3M
  • ファスナー 26cm 1本

------------------------------------------

●このポーチは表地に全面芯を貼る仕様です。

厚手の生地の場合は接着芯を使用せずに作る事も出来ます。

 

サンプルに使用した生地

表地

○レッド無地

○ネイビー無地

○花柄

○モノグラム(鎌倉スワニーさん店頭商品)

裏地

○ストライプ

○シーチング無地

 ------------------------------------------

サンプルに使用した副資材

○ファスナー12cm

○ファスナー20cm

○ファスナー26cm

○接着芯 

 

●表地、裏地とも柄合わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄合わせ無しの要尺です。

●このポーチは表地に全面芯を貼る仕様です。厚手の生地の場合は接着芯を使用せずに作る事も出来ます。

 

星作り方説明スタートです星

1.裁断をする

表地 110㎝幅 

①表地を裁断します。

接着芯を貼るので5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。
 
裏地 110㎝幅
②裏地を裁断します。
 
接着芯 90㎝幅 
③接着芯を裁断します。
表地の裏面に接着芯を貼ります。
※大きめに裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。
 
2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。

 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
 
この作業を「粗断ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
 
3.ノッチ(印)を入れる

 

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。


※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)

 

4.袋布を縫う

①「袋布1」の底部分のダーツを縫います。
 
②「袋布1」のダーツ部分を中表に合わせミシンで縫います。
 
③反対側のダーツも縫います。
 
④ダーツの縫い代を中心側に倒してアイロンで押さえます。
 
※裏からみた写真です。
 
⑤3本のタックを図の様にたたみマチ針で押さえます。
 
⑥端から5㎜の所を粗ミシン押さえします。
※タックがずれないように縫いとめます。
 
⑦反対側のタックも「粗ミシン」押さえします。
 
⑧もう一枚の「袋布1」同じように(①~⑦)縫います。
 
⑨「袋布1」と「袋布2」を中表に合わせマチ針を打ちます。
 
⑩出来上がり線(端から8㎜の所)をミシンで縫います。
※縫い始めと縫い終わりを必ず返し縫いして下さい。
 
⑪縫い代を「袋布2」側に倒してアイロンで押さえます。
※この時タックを潰さないようにして注意して下さい。
 
⑫「袋布2」の縫い目から2㎜の所に飾りステッチをかけます。
 
⑬反対側の切り替え部分も縫い合わせステッチをかけます。
 

 

⑭もう一枚の袋布も同じように(⑨~⑬)を縫い合わせます。
 
5.裏袋布を縫う
①「裏袋布」のダーツを縫います。
 
②「裏袋布」のダーツ部分を中表に合わせダーツを縫います。
ダーツの縫い代を中心側に倒しアイロンで押さえます。
 
③反対側のダーツも同じように縫います。
 
④もう一枚の「裏袋布」も同じように縫います。
 

6.ファスナーの端の始末

①ファスナー止まりの端の布の部分を上の写真のように折りステッチ押さえします。
 
②ファスナーの端4か所を折り返してステッチ押さえします。
 
7.ファスナー付け
①「袋布1」と「ファスナー」を中表に合わせマチ針で固定します。
 
②端から5㎜の所をミシンで縫います。
 
③「②で縫った袋布」に「裏袋布」を中表に合わせマチ針で固定します。
 
④端から8㎜の所(出来上がり線)を縫います。
※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい
 
⑤縫い代を「表袋布」側に倒してアイロンで押さえます。
 
⑥「表袋布」の縫い目から2㎜の所をステッチ押さえします。
※「裏袋布」を写真のように縫いこまないように逃がして下さい。
 「裏袋布」側にはステッチがかかりません。
 
ファスナー付けのキワにステッチがかかりました。
 
⑦反対側も同じようにファスナーを付けます。(表から見た写真)
 
(裏から見た写真)
 
8.どんでん始末
①「表袋布」と「裏袋布」をそれぞれ中表に合わせ周囲をマチ針で固定します。
 
②「返し口」を残し、端から8㎜の所を縫います。
※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい。
 
③「返し口」から手を入れて表に返します。
 
返し口から表に返した状態の写真です。
 
④「返し口」の縫い代を出来上がりに折りアイロンで押さえます。
 
⑤「返し口」を突き合わせにしてマチ針を打ちます。
 
⑥「返し口」の部分(端から2㎜の所)にステッチをかけ「返し口」を閉じます。
 
⑦「表袋布」の周囲を「毛抜き合わせ」にしてアイロンで押さえます。
毛抜き合わせ:両方の布に縫い目を毛抜きの先のようにぴったりと合わせる事をいいます
 
9.完成

仕上げアイロンをかけて完成です。

 

使用した型紙