使用型紙

 

MMZ-64 Rebecca(レベッカ)持ち手リングトートバッグ型紙の作り方2

7.「表袋布」にタックをとる

①型紙を「表袋布」の上に据えます。
「切り込み位置」にハサミで「出来上がり線」まで切り込みを入れます。
 
②切り込みを入れた位置を二つ折りしアイロンで押さえます。
 
③反対側も同じように折ります。
 
④「二つ折り」した端から5㎜の所にステッチをかけます。
※縫い始めと縫い終わりは返し縫いして下さい。
 
⑤反対側も同じようにステッチで押さえます。
 
⑥バッグ口側のタックをたたみます。
※タックを重ねる際、縫い代端が飛び出さないようにタックの端を揃えてたたみましょう。
タック方向とタック分量を計算して型紙を作っているため縫い代をはみ出した状態で
タックをたたむとタック方向が変わり、ふんわり綺麗なフォルムを出すことが出来なくなります。
 
⑦タックを上図のように畳みマチ針でとめておきます。
 
「タック」端から5㎜の所を粗ミシン押さえします。
 
⑨「袋布」の底部分のタックをたたみマチ針でとめます。
 
⑩「タック」端から5㎜の所に粗ミシンをかけます。

 

8.「表袋布」と「裏袋布」を縫い合わせる

①「表袋布」と「裏袋布」を中表に合わせバッグ口をマチ針でとめます。
 
②出来上がり線をミシンで縫います。(端から8㎜の所を縫います)

 

③「工程番号3」で作った「持ち手」をバッグの中心に据え

端から5㎜の所にミシンで縫いつけます。

※持ち手にタブを付け「袋布」本体に固定する事でバッグ使用時に持ち手リングの回転がなくなり

持ち手にかかる力が分散されるためタックがつぶれる事なくシルエットが保たれます。

 

③縫い代を「裏袋布」側に倒してアイロンで押さえます。
「裏袋布」側の縫い目にキワ(縫い目から2㎜の所)にステッチをかけます。
 
ステッチをかける時は必ず「持ち手」をよけて縫って下さい。
 
④袋布を持ち手に通します。
 
⑤「表袋布」の「折り返し線」で折り表地と裏地の周囲をマチ針でとめます。
 
表地の切り込みを入れた所と裏地の上端をぴったりと合わせます。
 
⑥「表袋布」と「裏袋布」の周囲を縫います。
 
⑦持ち手を通している部分の「開き止まり」を2枚一緒に重ね縫いします。
※この部分は持ち手があるのでミシンの押金が入りづらいかもしれません。
約1㎝位を重ね縫いして下さい。
 
⑧同じように、もう1枚の「袋布」も縫います。

 

9.「側面袋布」と「底布」を縫い合わせる

①「底布」と「側面袋布」を中表に合わせ出来上がり線を縫います。
 
②縫い代を「底布」側に倒しアイロンで押さえます。
縫い目のキワ「底布」側に2㎜ステッチをかけます。
 
③同じように反対側も縫います。
 
④裏地の「底・側面袋布」と③で作ったパーツを中表に合わせます。
バッグ口側を出来上がりに縫います。
 
⑤縫い目を軽く蒸気アイロンで割ります。
 
⑥縫い代を「底・側面袋布」側に倒し上図のようにステッチをかけます。
※この技法は「裏コバステッチ」といいます。
表からステッチが見えず、裏地側のみステッチを叩き縫い代を落ち着かせる技法です。
 
⑦「側面袋布」の「バッグ口側」をアイロンで押さえます。
この時、裏地側を表地より1㎜控えてアイロンをかけます。
 
⑧反対側も同じように縫います。
 
⑨上図のように「表地」と「裏地」の端を合わせ5㎜の所を粗ミシン縫いします。

 

10.「袋布」と「底・側面袋布」を接ぎ合わせる

①「袋布」と「底・側面袋布」中表に合わせマチ針でとめます。
※ノッチ通しをしっかり合わせてマチ針でとめて下さい。
 
②「底・側面袋布」側を見ながら出来上がり線をミシンで縫います。
 
※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いしましょう。
 
③「パイピング布」を上図の様に四つ折りします。
 
④「パイピング布」を両端3cm持ち出し、「底・側面袋布」に縫い代端に合わせて
マチ針を打っていきます。
 
⑤端から8㎜の所をミシンで縫います。
 
⑥縫い代にパイピングテープを包みマチ針で止めていきます。
 
⑦包んだパイピングテープの端にステッチをかけ閉じていきます。
端から2㎜の所にステッチをかけます。
 
⑧両端の持ち出し「パイピング布」を三つ折りします。
 
⑨折り返した部分から3㎜の所に押さえステッチをかけます。
反対側も同じようにステッチ押さえします。
 
⑩もう一枚の「袋布」も「底・側面袋布」と縫い合わせます。
 
完成

仕上げアイロンをかけて完成です。

 

 

使用した型紙