MMZ-64 Rebecca(レベッカ)持ち手リングトートバッグ型紙の作り方

使用した型紙

Sサイズ
  • タテ:21cm
  • ヨコ :30.5cm
  • マチ:8.5㎝
Mサイズ
  • タテ:25.5cm
  • ヨコ :37.5cm
  • マチ:10.5㎝
Lサイズ
  • タテ: 30cm
  • ヨコ:43.5cm
  • マチ :12.5cm

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●材料●
Sサイズ
  • 表地 110cm幅:0.4M
  • 裏地 110cm幅:0.6M
  • 接着芯 90cm幅:0.6M
  • マグネットボタン 19mm 1組
  • 持ち手リング 内径9cm~10cm
  • 10㎜幅両面テープ 10㎝程度

     

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Mサイズ

  • 表地 110cm幅:0.7M
  • 裏地 110cm幅:0.65M
  • 接着芯 90cm幅:0.3M
  • マグネットボタン 19mm 1組
  • 持ち手リング 内径11cm~12cm
  • 10㎜幅両面テープ 10㎝程度

     

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Lサイズ
  • 表地 110cm幅:0.8M
  • 裏地 110cm幅:1.0M
  • 接着芯 90cm幅:0.9M
  • マグネットボタン 19mm 1組
  • 持ち手リング 内径13cm~14.5cm
  • 10㎜幅両面テープ 10㎝程度

     

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※マグネットボタンは19mmを使用して作っていますが直径15mmや18mmなどでもお作り頂けます。

●表地、裏地とも柄わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄わせ無しの要尺です。

●このバッグは表地に全面芯を貼る仕様です。厚手の生地の場合は接着芯を使用せずに作る事も出来ます。

その際はバッグ底パーツのみに接着芯を貼る事をお勧め致します。

 

サンプルに使用した生地

花柄(マイケルミラー)

7238p-37 AQUA GREEN

AQUA GREEN オックス

ミニモロッカン柄 RileyBlake(ライリーブレイク)

裏地 広幅シーチング生地

モロッカン柄と合わせた裏地

ヨーロピアンリネン(レッド・エメラルド)

 

サンプルに使用した副資材

○接着芯

バネホック12mm(ドットボタン)

ゴールド持ち手

プラスチック持ち手

ウッド持ち手

バンブー持ち手

マグネットボタン

 

星作り方説明スタートです星

 

1.裁断をする

表地 110㎝幅 

①表地を裁断します。

接着芯を貼るので5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。
 
裏地 110㎝幅 
②裏地を裁断します。
※「パイピング布」はバイアスで裁断する事をお勧め致しますが
バイアスで裁断すると用尺が倍かかるので今回は横地裁断しています。
※市販で販売しているパイピングテープでも代用して頂けます。
 
接着芯 90㎝幅 
③接着芯を裁断します。
表地の裏面に接着芯を貼ります。
※大きめに裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。
 
2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。

 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
 
この作業を「粗断ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
 
3.ノッチ(印)を入れる

 

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。


※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)

 

3.「持ち手」にタブを付ける

①接着芯を上図のように2枚カットします。

※このパーツは裏地でも代用できます。

 

②「持ち手リング」の継ぎ目部分に「両面テープ」をぐるりと巻きます。

 

③タブの中心(半分)をリングにあて「二つ折り」します。

 

④半分にしたタブをアイロンで接着します。

※「タブ」に裏地を使用する際は2枚にステッチ押さえをして下さい。

 

⑤同じようにもう一つの「持ち手リング」も作ります。

 

4.裏ポケットを作る

①「裏ポケット」を中表に合わせ「折り返し線」で半分に折りマチ針で押さえます。

 

②「返し口」を残して周囲にミシンをかけます。

※縫い代幅は8㎜です。

※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい。

 

③四隅をスッキリと仕立てるために、角を三角にカットします。

出来上がり線から2㎜手前でカットします。

 

④「返し口」から表に返します。

 

⑤四隅の角を目打ちで引き出します。

 

⑥「返し口」の縫い代を出来上がりに折りアイロンで押さえます。

アイロンでポケットの形を整えます。

 

⑦「ポケット付け位置」に印を入れます。

 

⑧右上端の「ポケット付け位置」を起点にポケットの上端を合わせマチ針でとめます。

 

⑨ポケットに「仕切りステッチ」をかけます。

※ステッチはバッグの中心位置にかかります。

※縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いして下さい。

 

⑩ポケットの左端のマチ針を外します。

 

⑪左ポケット端を「ポケット付け位置」に据えマチ針でとめます。

 

⑫浮いている「ポケット布」を上図のように折りタックをとります。

 

⑬周囲をマチ針でとめます。

 

⑭ポケットの周囲にステッチをかけます。

 

5.マグネットボタンを付ける

①「当布」を「裏袋布」の付け位置に据え周囲をステッチで押さえます。

※今回のバッグでは見返しなどが付かず、裏地にマグネットボタンが付くため

「当布」をつけてマグネットボタンを付けます。「力布」代わりとなります。

 

②同じようにもう一枚の「裏袋布」にも「当布」を付けます。

 

③「マグネットボタン付け位置」に印を入れます。

 

④マグネットボタンの「当金」を据え足を通す位置にも印を入れます。

 

⑤「マグネットボタンの足」を差し込む位置に切り込みを入れます。

 

⑥「裏袋布」を表に返しマグネットボタンを差し込みます。

 

⑦「裏袋布」を裏に返し、「当金」をマグネットボタンの足に通します。

 

⑧足を中心に倒します。水平になるまでしっかりと倒し切って下さい。

 

⑨もう一枚の「裏袋布」にもマグネットボタンを付けます。

 

6.「裏袋布」にタックをとる

①「裏袋布」底のタックを上図のように畳みます。

※タックを重ねる際、縫い代端が飛び出さないようにタックの端を揃えてたたみましょう。

 

②タックを「粗ミシン」止めします。端から5㎜の所にかけます。

 

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