MMZ-65 Olivia(オリヴィア)ポーチ型紙の作り方

 

 

使用した型紙
Sサイズ(ノーマル丈)
  • タテ:7cm
  • ヨコ :8.5cm
Mサイズ
  • タテ:10.5cm
  • ヨコ :13cm
Lサイズ
  • タテ:10.5cm
  • ヨコ :15cm

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●材料●
Sサイズ
  • 表地 110cm幅:0.25M
  • 裏地 110cm幅:0.25M
  • 接着芯 90cm幅:0.25M
  • ドットボタン 12mm 凹側/1組 凸側/2組

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Mサイズ

  • 表地 110cm幅:0.35M
  • 裏地 110cm幅:0.35M
  • 接着芯 90cm幅:0.35M
  • ドットボタン 12mm 凹側/1組 凸側/2組

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Lサイズ
  • 表地 110cm幅:0.35M
  • 裏地 110cm幅:0.35M
  • 接着芯 90cm幅:0.35M
  • ドットボタン 12mm 凹側/1組 凸側/2組

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●表地側に全面芯を貼って製作する仕様をご紹介しています。

生地に厚みがある場合はドットボタンを打つ部分のみ力芯をお貼りください。

 

星作り方説明スタートです星

 

1.裁断をする

①表地を裁断します。

接着芯を貼るので5㎜~1㎝大きく裁断しておきます。
 
②裏地を裁断します。
※裏地の型紙は表地より1ミリ縫い代幅を狭くつけています。
これは表に返した時に裏地側が表地側に噴出して来ないように
表地より1ミリ小さく(控えて)作るために縫い代幅で操作しています。
 
③接着芯を裁断します。
表地の裏面に接着芯を貼ります。
※大きめに裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。
 
2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

※この写真は参考写真です。今回のバッグとは別のアイテムでご紹介しています。

 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
 
この作業を「粗断ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
 
3.ノッチ(印)を入れる

 

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。


※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)

 

4.袋布を縫う

①表地「袋布」と裏地「袋布」を中表に合わせマチ針でとめます。
※この時、裏地側の縫い代幅が表地側より1㎜狭くなっているため
マチ針で周囲をとめた時に若干裏地側がつっぱる感じになります。
 
②「袋布」の周囲を縫います。端から8㎜の所を縫っていきます。
ステッチ定規などをあてて縫うと端からの距離がわかりやすいのでとても縫いやすいです。
 
③「返し口」を残して周囲をぐるり縫います。
 
④角をスッキリ仕立てるために、挟みで三角にカットします。
角部分の縫い目から2㎜~3㎜手前でカットします。
 
⑤反対側も同じようにカットします。
 
⑥上図の位置に切り込みを入れます。
出来上がり線より2㎜手前まで切り込みを入れます。
 
⑦反対側にも切り込みを入れます。
 
⑧フラップになる部分の縫い代を4㎜に裁ち落とします。
※縫い代幅を狭くする事で表に返した時フラップ部分の曲線を綺麗に作る事が出来ます。
 
⑨縫い目をアイロンで押さえます。
※縫った後は必ず蒸気アイロンをかけて下さい!
「縫う→アイロン→縫う→アイロン」の手間を入れるだけで
完成した作品の仕上がり感が大きく変わります。
 
⑩「返し口」から表に返します。
 
⑪「目打ち」で角を引きだします
 
⑫裏地側を見ながらアイロンで形成していきます。
表地より裏地側を1㎜控えてアイロンをかけています。
※型紙で表地と裏地の幅を変えていたのは、この部分の作業で
表地より裏地を控えるためです。
 
⑬「返し口」を出来上がりに折り込んでおきます。
 
全体にアイロンをかけます。
 
5.蛇腹(ジャバラ)ポケットを作る
①表袋布を外側に据えて二つ折りします。
型紙に記載してあるステッチ位置に2本ステッチをかけます。
※「縫い始め」と「縫い終わり」は必ず返し縫いして下さい。
 
②仕切りステッチを中心にジャバラ状に折ります。
 
③アイロンでヒダを潰すように押さえます。
 
④ポーチの背面に来る部分を折り返します。
 
ポケットの厚み分を計算して型紙を作っています。
厚み分7㎜取りながら折り返して下さい。
 
⑤ポケット側を上にします。
 
⑥一番奥にくるポケットの端と「背面」くる布の端を押さえマチ針でとめます。
 
⑦端から2㎜の所をステッチ押さえします。
※「縫い始め」と「縫い終わり」は必ず返し縫いして下さい。
 
⑧反対側も同じように縫います。
 
⑨2枚目のヒダをつまみ、ポケット底にくる部分を引き出します。
 
⑩上下のポケットをよけながら、2枚目のポケットの底にステッチをかけます。
この工程をした際に「返し口」も閉じる事ができます。
※「縫い始め」と「縫い終わり」は必ず返し縫いして下さい。
 
⑪仕切りポケットを境に反対側の底にもステッチをかけます。
 
6.ネオバ(ドットボタン)を打つ
①フラップ部分のボタン付け位置に印を入れます。
 
②フラップを開き、ポケット部分にも印を入れます。
 
③印を入れた部分にポンチなどで穴をあけます。
 
④フラップ側に「凹」のボタンを打ちます。
※ドットボタンの打ち方はメーカーの取り扱い説明書をご覧ください。
 
⑤ポケット側に「凸」ボタンを打ちます。
 
⑥ポケット側は厚み調節用に2個「凸」ボタンを打ちます。
 
7.完成
仕上げアイロンをかけて完成です!

 

使用した型紙