MMZ-51 ZUCCA(ズッカ)ファーバッグの作り方
ショルダーバッグ・ハンドバッグ・トートバッグ
使用型紙
バッグの大きさ
Mサイズ
タテ:24㎝ ヨコ:40㎝ マチ:11㎝
Lサイズ
タテ:31.5㎝ ヨコ:52㎝ マチ:14.5㎝
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材料
Mサイズ
- 表地 (ファー) 140㎝幅 0.3M
- 別布 (見返し、持ち手に使用する生地) 120㎝幅 0.2M
- 裏地 110cm幅 0.3M
- 接着芯 90cm幅 0.15M
- マグネットボタン15㎜ 1組
-
20㎜幅 Dカン 2個
-
20㎜幅 ナスカン 2個
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Lサイズ
- 表地 (ファー) 140㎝幅 0.55M
- 別布 (見返し、持ち手に使用する生地) 120㎝幅 0.25M
- 裏地 110cm幅 0.65M
- 接着芯 90cm幅 0.2M
- マグネットボタン15㎜ 1組
-
20㎜幅 Dカン 2個
-
20㎜幅 ナスカン 2個
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ファーは一方裁ちしています。
作り方説明スタートです
・別布(見返し・持ち手) 120㎝幅 <型入れ図>
・裏地 110㎝幅 <型入れ図>
③裏地を裁断します。
・接着芯 90㎝幅 <型入れ図>
④接着芯を裁断します。
※大き目に裁断した表地と合わせて裁断をしていくと効率よく裁断できます。
2.接着芯を貼る
②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
この作業を「粗断ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
3.ノッチ(印)を入れる
型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。
ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。
※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)
4.接着芯を貼る
①「見返し」に「当て紙」を当てながら「接着芯」を貼ります。
接着芯はアイロンを滑らせてかけるのではなく
体重をかけながら圧力をかけて接着させます。
※「当て紙」は樹脂がアイロン側につかないように使用します。
※芯を貼る事により生地の縮むため、予め大きく裁断し最終的にパターンと合わせて裁断します。
5.表袋布を縫う
①「袋布」を中表に合わせます。
②出来上がりに縫います。
ファーにアイロンをかける事はできませんが
縫い代は割るイメージで広げておきます。
※パーツには上下があります。バッグ底とバッグ口の方向を間違えずに縫って下さい。
③縫い込んでしまった毛足は目打ちなどで引き出します。
④「袋布」を中表に合わせ3枚目を縫います。
⑤同じように「袋布」を8枚接ぎ合せていきます。
⑥8枚を接ぎ合せて「筒状」にします。
⑦「バッグ底」と「袋布」を中表に合わせます。
この時「バッグ底」側を見ながら縫うと綺麗に縫う事が出来ます。
バッグ底が縫えました!
⑧「袋布」を表に返します。
表バッグが縫いあがりました。
6.裏袋布を縫う
①「裏袋布」中表に合わせます。
②出来上がりに縫います。
縫い代は片倒しでアイロンをかけておきます。
※パーツには上下があります。バッグ底とバッグ口の方向を間違えずに縫って下さい。
③「裏袋布」同士を縫い合わせています。一辺のみ「返し口」を作っておきます。
④「裏袋布」8枚を接ぎ合せて「筒状」にします。
⑤「裏バッグ底」と「裏袋布」を中表に合わせます。
⑥バッグ底を縫います。
「裏バッグ底」側を見ながら縫うと綺麗に縫う事が出来ます。
⑦裏バッグが縫いあがりました!
7.見返しを縫う
①マグネットボタンをつけます。
「見返し」にパターンを合わせマグネット付け位置に印を入れます。
②マグネットボタンの足位置2か所にも印を入れます。
③カッターなどでメスを入れます。
④マグネットボタンを表から差し込みます。
裏からみた写真です。
⑤当て金を足にはめ込みます。
⑥マグネットボタンの足を上の写真のように倒します。
⑦反対側の足も倒します。足はしっかり潰しましょう。
⑧マグネットボタンがつきました。
⑨反対側の「見返し」にもマグネットボタンを付けます。
⑩「見返し」を中表に合わせ、出来上がり線を縫います。
⑪縫い代をアイロンで割ります。
⑫「タブ」を上の写真の様に出来上がりに折ります。
⑬「タブ」を半分に折りアイロンで押さえます。
⑭「タブ」の両端をコバステッチ押さえします。
コバステッチ=端から2~3㎜の所にかけるステッチです。
⑮「Dカン」に「タブ」を通し、半分に折ります。
⑯端から5㎜の所にミシンをかけます(仮止めステッチ)
⑰同じように2つ「タブ」を作ります。
⑱「見返し」のタブ付け位置に「タブ」据えます。
⑲見返しにタブを縫いつけます(仮止めステッチ)
⑳反対側にもタブをつけます。
8.見返しと裏袋布を縫い合わせる
①「見返し」と「裏袋布」を中表に合わせマチ針でとめていきます。
②「見返し」と「裏袋布」をミシンで縫い合わせます。
③縫い代を「裏袋布」側に倒しアイロン押さえます。
「裏袋布」の縫い目のキワにコバステッチをかけます。
コバステッチがかかりました!
9.表袋布と裏袋布を合体する。
①表と裏の「袋布」を上の写真の状態に返します。
②「表袋布」と「裏袋布」を中表に合わせます。
③バッグ口の印同士を合わせてマチ針で固定します。
④バッグ口を出来上がり線をミシンで縫います。
⑤「返し口」から手を入れて表に返します。
⑥少しづず引き出します。
この工程を「どんでん返し」といいます。
⑦「裏袋布」側の「返し口」を出来上がりに折りこみます。
⑧「返し口」をつまむようなイメージで「返し口」をミシンで閉じます。
※コバステッチをかけるようにつまみ縫いします。
⑨バッグを表に返します。
⑩タブに押さえステッチをかけます。
※押さえ金Dカンに当らずギリギリの位置でステッチをかけて下さい。
この時ファー側も一緒に縫い押さえてしまいます。
⑪ステッチ押さえをしました。
※表側のファー部分のステッチで縫いこまれてしまった毛足は引き出します。
ステッチの針目が見えなくなるようにファーの毛足で隠します。
⑫上の写真の様にマグネットボタンの真下「3cm間」程度に落としミシンをかけます。
⑬バッグが完成しました!
10.持ち手を作る
①「持ち手」を上の写真の様に出来上がりに折ります。
②「持ち手」を半分に折りアイロンで押さえます。
③片側にコバステッチかけます。
④コバステッチがかかりました。