ペンケースやコスメポーチ
トラベルポーチになるラウンド型の
おしゃれなポーチ型紙ウインク

 

MMZ-54 Riley(ライリー)ラウンド・ダブルポーチファスナーポーチ

 

 

作り方説明をブログでご紹介します。

このポーチはS.M.Lサイズ展開です!
 
何度も試作して一番綺麗に仕上がる
仕様をご紹介しています。
 
ファスナーとファスナーの間に
仕切り布を入れているのでペンケースとしても
コスメポーチとしても
中身の仕分けが綺麗にできる
万能ポーチ型紙です!
 

ぜひチャレンジしてみてくださいね!
それではスタートです。

 

使用した型紙

MMZ-54 Riley(ライリー)

ラウンド・ダブルポーチファスナーポーチ

 

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●材料●
Sサイズ
  • 表地 110cm幅:0.15M
  • 裏地 110cm幅:0.2M
  • 接着芯 90cm幅:0.15M
  • エフロンファスナー20cm :2本
  • ベルボレーン :7cm×15cm(タテ×ヨコ)

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Mサイズ

  • 表地 110cm幅:0.15M
  • 裏地 110cm幅:0.23M
  • 接着芯 90cm幅:0.15M
  • エフロンファスナー26cm:2本
  • ベルボレーン :8cm×19cm(タテ×ヨコ)

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Lサイズ
  • 表地 110cm幅:0.2M
  • 裏地 110cm幅:0.26M
  • 接着芯 90cm幅:0.21M
  • エフロンファスナー32cm:2本
  • ベルボレーン :10cm×23cm(タテ×ヨコ)

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■補足事項

●ベルポレーンは仕切り布に入れるポリエチレンの発砲シートです。バッグの底などに使われる補強シートです。厚紙を使用してもよいのですが洗濯の際にボロボロになってしまうので、ぺルポレーンをお勧めいたします。厚みは1.5㎜ぐらいのものがお勧めです。

 

※ベルポーレーン参考サイト

クラフト お役立ち用品 バッグ・ポーチ材料 バッグ底板 VP芯地糊付 24×48cm 厚さ1.5mm

 

 

宝石赤今回片開きのファスナーを使用しました。両開きファスナーでもお作り頂けます。お好みのファスナーをご使用ください。

 

宝石赤コイルファスナーやエフロンファスナーは長めのファスナーでもカットして使用していただけます。金属ファスナーやビスロンファスナーは予め購入店で指定寸法に詰めてもらってください。


宝石赤表地にキルト生地を使用される場合は接着芯を使わず作って頂けます。
  
宝石赤表地、裏地とも柄わせなどがありますと要尺が増えます。上記の寸法は柄わせ無しの要尺です。

 

作り方説明スタートです星

 

1.裁断をする。

①表地を裁断します。
※表地は全面芯を貼るので型紙より周囲5㎜ぐらい大きく裁断します。
 
 
②裏地を裁断します。
③ベルポーレーンを指定寸法にカットしておきます。
 
 
④ファスナーを2本用意します。
 
 
⑤ベルポレーンを型紙通りにカットします。

 

 
2.接着芯を貼る

①表地に接着芯を貼ります。

※接着芯を貼ると縮む事があるので

予め大きく裁断したパーツに芯を貼ります。

 

※この資料の写真は他のデザインの写真になります。

参考までにご覧ください。
 

②芯を貼ったパーツに型紙を乗せ直し
型紙通りに裁断をします。
 
この作業を「荒裁ち」といいます。
裁断にひと手間かかりますが、正確に作品を作る事ができます!
 
 
 
3.ノッチ(印)を入れる

型紙のノッチ(合い印)に切り込みを入れます。

ノッチ(切り込み)は3㎜程度入れます。
※Mammy Jewel Boxの型紙はチャコペンなど使用せずに、このノッチ同士を合わせて縫っていきます。(縫製工場方式)

 

 

4.裏ポーチを作る
①裏地の口布を2枚用意します。
ファスナー付け側を出来上がりに折ります。
アイロンでしっかりとプレスして下さい。
 
 
②「側面マチ」と「口布」を中表に合わせます。
③上の写真のようにミシンで縫います。
 
 
④縫い代を「側面マチ」側に倒してアイロンで押さえます。
 
 
⑤「側面マチ」側にコバステッチをかけます。
※コバステッチ=端から2㎜のステッチ
 
 
⑥反対側も同じように縫います。
 
 
⑦「底布」と「袋布」を中表に合わせます。
 
 
⑧上の写真のようにミシンで縫います。
 
 
⑨縫い代を袋布側に倒してアイロンでしっかりとプレスします。
 
 
⑩反対側も同じように縫います。
 
 
⑪上の写真のように⑩で縫ったパーツを半分に折ります。
 
 
⑫「底布」の中心に軽く折り線を入れておきます。
※この線は仕切り布を付ける際の目安線(案内線)となります。
 
 
⑬ ⑥で作ったパーツと⑫で作ったパーツを中表に合わせ周囲をマチ針で固定します。
※ノッチとノッチ同士をしっかりと合わせて下さい。
※「口布」と「底布」側から見てマチ針を打っていきます。
 
 
⑭ポーチの周囲を縫います。
「口布」側からみてミシンをかけていきます。
※直線パーツにカーブを合わせて縫っていくと綺麗にカーブを縫う事ができます。
 
 
⑮裏ポーチ袋布が縫いあがりました。
 
 
⑯仕切り布を作ります。
仕切り布を中表に合わせて周囲を固定します。
 
 
⑰開き止まりを残してミシンで周囲を縫います。
 
 
⑱返し口の縫い代を出来上がりに縫います。
アイロンでしっかりとプレスして下さい。
 
 
⑲仕切り布を表に返します。
形を整え、アイロンでプレスします。
 
 
⑳返し口からベルポーレンを入れます。
 
 
21.返し口をコバステッチ押さえをして閉じます。
 
 
22.⑫でつけた折り線(案内線)をたよりに「仕切り布」を上の写真のようにマチ針で固定します。
 
 
23.「仕切り布」をミシンで縫います。
コバステッチ押さえします。
 
 
24.「仕切り布」が裏ポーチにつきました。
 
 
5.表ポーチを作る
①ファスナーを用意します。

②ファスナーを中表に合わせます。

 

 

③中表に合わせたファスナーの端から5㎜の所を縫い合わせます。
 
 
ファスナーを2本縫い合わせました。
 
 
④「口布」を用意します。
ファスナー付け側の縫い代を出来上がりに折り、アイロンで押さえます。
 
 
⑤ファスナーの上に「口布」を乗せステッチ押さえします。
 
 
片側が縫えました。
 
 
⑥反対側も同じ様に縫います。
 
 
⑦「口布」にファスナーが付きました。
 
 
⑧「側面マチ」と「口布」を中表に合わせます。
 
 
⑨ミシンで接ぎ合わせます。
 
 
※この時、ファスナーの布部分は片倒しにします。
方向はどちらでも大丈夫です。
 
 
⑩縫い代を側面マチ側に倒してアイロンで押さえます。
 
 
⑪側面マチ側にコバステッチをかけます。
 
 
⑫反対側も同じように縫います。
 
 
⑬「袋布」と「口布」を中表に合わせ縫います。
 
 
⑭縫い代を「口布」側に倒しアイロンで押さえます。
 
 
⑮「口布」側にコバステッチをかけます。
 
 
「底布」側にコバステッチをかけました。
 
⑯反対側も同じ様に縫います。
 
 
⑰「袋布」と「口布」を中表に合わせ、周囲をマチ針で固定します。
※ノッチ同士をしっかりと合わせます。
 
 
⑱袋布の周囲を縫います。
※「口布」側を見て周囲にミシンをかけます。
 
 
周囲にミシンをかけました。
 
⑲カーブになっている部分に5㎜間隔で切り込みをいれます。
※ミシンの2㎜~3㎜手前まで切り込みを入れます。
 
 
⑳ポーチを表に返します。
縫い代を袋布側に倒します。
アイロンを軽く当て形成します。
 
 
6.表ポーチと裏ポーチを合体させる
①表ポーチと裏ポーチを外表に合わせ重ねます。
※マチ針で固定します。
 
 
②裏ポーチのファスナー口周りを出来上がりに「しつけ」縫いをします。

 

 

 

③「まつり」縫いでファスナー口の周囲を縫い閉じていきます。

 

 

④針を通します。
 
 
⑤針を出した部分から3㎜程先を針先ですくいます。
※ザクッと縫うのではなく、生地の織り糸を1本か2本すくう感じで縫っていきます。
 
 
⑥ ⑤ですくった針先を3㎜細先の「裏口布」のキワから針先を出します。
 
 
⑦「まつり縫い」が目立たないような仕立て方ができます。
※この縫い方の繰り返しで口布ファスナー周りをまつり始末します。

 

 
⑧仕切り布を上の写真の様にファスナーと重ねます。

 

 

⑨ファスナーの縫い合わせの線を基準に仕切り布を「しつけ」縫いして

仮止めします。

 

 

⑩ファスナーの上に仕切り布を乗せた様になっています。
「仕切り布」とファスナーをコバステッチ押さえします。
※型紙の指示している部分をステッチ押さえします。

 

 
⑪仕切り布の両サイドは縫われていない状態です。

 

 

9.完成です!!