突然ですが、日常生活におけるケガの予防やスタイルの維持・改善、心身の健康促進、また日常生活だけでなく運動場面におけるパフォーマンスの向上、これらを行うにはどのようなことが必要だと皆さんはお考えでしょうか?

たとえば筋トレやランニングで強い体を作る。いい方法です。でも、筋トレやランニングをする時間を作るのは意外と大変ですし、徐々に体を慣らしていかないとかえってケガをしてしまうこともあります。また、疲れる/疲れが残るのでつい面倒になってサボってしまったり…。

世の中には様々なトレーニングの理論や方法がありますが、共通して言えるのはこの「それ専用の時間を作る」「負荷をかけ過ぎるとケガに繋がる」「疲れが残る」というのがかなりのネックになっているということ。トレーニングをした方がいいのはわかっているんだけど…と。

では、「それ専用の時間がいらない」「ケガに繋がらない」「体力を消費しない」でケガ予防、健康促進、スタイル改善、パフォーマンス向上を促す方法があるとしたらどうでしょう?はい、すごく胡散臭いですね(笑) ここで「この特別な○○を買って使うと…」とか言い出したらもうアウトです。

でも、実はそんな特別な何かを買ったり使ったりしないで、日常生活の中で少し意識するだけでできる方法があるんです。嘘でもインチキ商法でもなく(苦笑)

では、その方法はどんなものかというと、結論から先に言います。

「常に頭のてっぺんを上に向けて生活する」

ただ、これだけです。ね?誰にでもできることでしょ?誰にでもできるどころか、お金も時間もかけずに、いつでもどこでもできます。
 

寝るとき以外はなるべく「頭のてっぺんを上に」向け、逆にそれができないような姿勢になることは極力避けます。体を傾けなければならないときも、横着して上体だけで動かずに足や股関節を動かして、なるべく傾きの角度が浅くなるようにします。日常生活の中で動いているときも、座ったりして止まっているときも、これを意識してみてください。

「頭を上に向けるなんて寝るとき以外はずっとやってることでしょ」と思われるかもしれませんが、意識的にやってみるとわかることなのですが、実は意外と日常生活の中で頭が傾いていることって多いんです。というか、まっすぐ真上に向いていることなんてほとんどありません。常に多少なりとも前後左右に傾いてたりするんですよね。

また、「ホントにそれだけで効果があるの?」と思われるかもしれませんが、あります。その理由を次回以降で説明していこうと思うのですが(久々のシリーズものです)、説明読みたくない、理屈はわからんでもいい、という方は読まなくてもいいです(笑) 理屈はわからなくても、実践するだけで効果はありますので。理屈が分かっている方がいいとは思いますが。

まぁ、お金も時間もかからずにできることなので、騙されたと思ってしばらく意識的にやってみてください。

というわけで、次回からは「なぜ頭を上に向けるだけで健康効果があるのか?」について
説明していきたいと思います。結構説明は長くなってしまうと思うので。シリーズものなので、完結までなるべく続きは早めにアップしたいと思っていますので、よろしければお付き合いください。