新五感ピアノ指導法、
音楽と人の心つなぐピアニスト
まっみです
埼玉県深谷市で
ピアノ教室Andanteを主宰しています。
現在3歳~60代までの
50名のレッスンをしています。
こちらのブログでは、
まっみの演奏活動や
ピアノの先生向けの情報を書いています。
ショパンと仲良くなれる
「幻想即興曲」コード分析オンライン講座
先日開催しました。
3名の先生が参加してくださいました。
ありがとうございます
コード分析の肝となる
属七を探すことをメインにコード分析をしました。
属七が見つかると、
演奏にどんな違いが出るのか?
①調が分かる
属七は、長調の音階には1つしかありませんので、
その部分が長調であれば、すぐに何長調なのかが分かります。
短調の場合は少し複雑ですが、
次に解決しているところも見つかると、調が分かります。
調によって、ニュアンスが違います。
華やかな調
落ち着いた調
絶望的な調
心がザワザワする調などなど。
そんな解説をしている場面↓
手に持っているのは、
作曲家の吉松隆さんが書かれた
それぞれの調のイメージが楽曲の紹介と共に解説されています。
自分のイメージと照らし合わせてみると面白いです!
②ドミナントモーションが分かる
属七から解決する場面は、
緊張感のある属七から、落ち着くⅠ度に解決することが多いので、
属七の部分は音楽のエネルギーが高い。
もちろん例外もありますが、
強弱をどんなふうにつけたら良いのか、
作曲家が書き残した強弱の意味を推測するのにも役立ちます。
③代わりに使われているコードいろいろ、
ドミナントモーションいろいろを見つける。
属七だけど、Ⅰ度に解決していない、
急に♭が出来てきた!
ずいぶん遠い調に転調しているみたい、
そんなときは、サブコード(代理和音)と呼ばれるものかもしれません。
あまり見かけない外国人っぽい顔をしていると思ったけど、
よく見ると、いつもの属七くんによく似てる
ドミナントモーションの方法も、
属七からⅠ度だけではないので、
それによって、エネルギーが弱まったり、強まったりします。
こんなふうに、楽譜の中から、
いろいろな属七やドミナントモーションを探し出し、
楽譜に書かれた強弱をまずは無視しして、
属七は緊張感を持って強く、
Ⅰ度は落ち着きを感じて弱く、
サブコードにはビックリして強調し・・・
と弾いていくと、
左手だけでも、十分この曲の意図を表現できるようになります。
ショパンと仲良くなれた気がする
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