まいど
お越しいただいた方、こんにちは
さてさて
退院後初の外来受診でーす
なーんか数日無気力が続いて
病院に出かけるギリまで起き上がれなかった......
いつもの乳腺外科へ
そんでいつものK先生
『んじゃちょっと見せてもらおうかなー』
と胸帯を開けると
手術した部分に廃液がたまってるぅ
ので針で穿刺して水を抜くことに
えーん
また痛いことするのかよー
あたすが明らかなイやそうな顔をしたら
『今は感覚がマヒしてるから痛くないよ』と言われ
なすがまま処置が始まったが
いつ穿刺したのか全然わからなかった
シリンジを引くと
やや赤い半透明の廃液が30mlほど取れた
少しぷくぷくしていた部分はぺったんこに
そして本日のメインイベント
手術で摘出した組織の詳細な病理検査結果
HER2陰性、ホルモンレセプター陽性
ということで
あたすの体のエストロゲンを食べてこやつは成長してたということがわかり
この先年間のホルモン療法が決定
年ー
なげーわー
そこに加えてKi67っつーがん細胞の増殖具合、
悪性具合を示す検査
これがやや高だったので
K先生『悩ましいところなんだけどねー、
年齢とか腫瘤サイズとかいろいろ考えると
化学療法を追加してみてはどうかと思うんだけど、
どぉ』
どぉ
って
そ
そうですかー
あー
そうですかーーーーー
いや、たしかに考えてましたその可能性
でも想定できててもこの往生際が悪い女は
結局すぐに受け入れできないんだーーーー
K先生の見立てでは
こりゃ確実に化学療法しかない
という想定だったから
それよりかなり明るい結果だったらしい
とりあえず廃液抜いたとこの様子を見たいから
また来週ねー、で
それまで考えてみてください
ということでこの日は終了
ふー
また決めなきゃいかんのかー
でも
K先生ってこっち主導にしてくれるし
今すぐ決めろやコラー
とか言わないで猶予くれるし
ペース保たせてくれるなー
助かるわ
帰宅して家族に話してみたけど
伝え方が不適切なのか
どの程度伝わったのかよくわからない反応......
なんか探し物しながら
『わたしも困ってて、ばーさんの死亡関係の書類が見つからないんだよねー』と
そっかー
そいつは困ったよね
あたすも困ったわー
さて
あたすもいろいろ考えるお年頃です
女の体のふしぎ
月経を司るのはホルモンです
あたすに必須のホルモン療法とは
乳がんのエサになってたエストロゲン
っちゅー女性ホルモンを減らすために
薬で卵巣機能を停止させます
なので
ホルモン療法の5年間は
妊娠できない
終わってから月経が戻ってくるのか
妊娠できるのか
年齢から考えて可能性は半々
ホルモン使わない方法限定で
たった1個でも採卵して凍結保存しておくべきなのか
悩んだね
この治療する女性たちは
きっと同じように悩むのかもしれん
おまけにさー
更年期障害みたいな症状出るんだってよ
ただでさえ気性が激しいのに
更にイライラしだしたら
もーかなりタチ悪いよアタス
さてさて
いろいろ書いてみたけど
多分病理の結果を聞いたとき
半ば決まってきてたんだわ
でも
何するにも時間がかかる性質なのだ
頑張って胸切って生きる道選んだんだから
もー
腹決めて
やれること何でもやってこ
打倒がん
そんだけやってみてさ
それでも再発したら
それもまたあたすの運命だぁね