今年の9月からの新学期で

新たに加わった

学校(園)入学で必要な書類がある。

 

それは

予防接種の自己申告証明書。

(各学校や園のHPなどでダウンロード可能)

ポリオ

ジフテリア

破傷風

B型肝炎

百日咳

インフルエンザB型菌(ヒブ)

麻しん(はしか)

風疹(三日はしか)

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

水疱瘡(2017年生まれからのみ義務)

を受けたか申告。

 

小中学生は2017年10月31日までに(0~6歳(小学生以下)は9月17日まで。。)

自己申告書(できればここで予防接種証明書を出してほしいそうな)を提出。

2018年3月まで予防接種証明書を出す猶予があると理解した。

 

違反者には100~500ユーロ(約1万3千円~6万5千円)の罰金。あせる

 

とある。。

 

ウチの子達は水疱瘡以外の予防接種は受けた。

水疱瘡も子供達もう、やってるし。。

(ウチのダンナが40歳でなったゲッソリそれはもうひどかった・・)

 

 

この自己申告書の裏に

予防接種証明書のコピーをつけてくれと言われた。。

(注:州によって、はたまた学校によって方針がバラつくところがあると思うので

直接学校と確認すべし!)

 

子供達のは2種類

(1・画用紙タイプ(古いので今使われているかは不明)

2・保健所(ASL)のデータからの印刷したもので普通のコピー用紙にサインのはいったもの)

あるので、

どれかな?

と学校の事務室に

と聞いてみたら

 

どっちでもいいそうな。。。

画用紙の方はこんなん。(2005~2013年はウチの地区はみんなコレだったなあ。。)

お子さんの小さいママさんで、ローマ市内でなく近郊に住んでいる方は

この画用紙タイプのは持ってなかった。

裏もあるけど省略。

予防接種を種類別に、ワクチンを打った

日付と使ったワクチンの箱についてるシールを貼っている。

 

次回はいつやるべきか鉛筆で走り書き。あせる

 

もう一つのは2014年に予防接種しに行った時に

保健所(ASL)で印刷してくれたもの。。

上の内容がリストアップされている。

(左のは追加分は手書きされちゃったけど。。)

ピンクで線を引いたもの(とMenB  血清群B髄膜炎菌 )以外は

義務付けられている予防接種。

 

予防接種の証明を入学、入園の条件にしたのには

最近、予防接種を受けさせない人が増えていて

そうすると必然的に、今まで抑えられていた病気が蔓延することに。。

 

この問題に対する日本語の記事。

イタリア、はしか大流行で混乱状態 未就学児の入学条件に「予防接種」

 

上の記事から抜粋↓

”ねつ造論文で麻しん・風しん混合(MR)ワクチンを接種すると自閉症になると発表したアンドリュー・ウェイクフィールド元医師の説がいまだにイタリアでは信じられている”

 

のは、

確かミラノで予防接種のせいで子供が自閉症になったと裁判を起こし

勝訴してしまった件があった。。

その後、覆されたそうだが。。

 

その件もイタリアでの予防接種率の低下につながっているんだろうなあ。。

 

数か月前に、

在イタリア大使館からの注意喚起(麻しんの流行)で

お知らせがきていた。。↓ 以下抜粋

当地保健省(以下のリンク参照)の3月16日付けプレスリリースにありますように,今年になってから700名以上の麻しん感染者が出ており,昨年同時期220名の3.3倍以上のペースです。ピエモンテ州,ラツィオ州,ロンバルディア州,トスカーナ州での発生がほとんどで,15歳から39歳までの感染が半数以上です。当地の麻しんは,1月から7月に流行することが多く,低い予防接種率も考慮すると,引き続き感染拡大の可能性があります。他のEU加盟国域内でも,2016年2月よりルーマニアで流行が続いています。特に流行地に滞在,または渡航を予定されている方は,以下の点に留意して,自らの感染予防対策・健康対策を十分にとってください。

ちなみにローマのあるラツィオ州は、

特に発生が増えているところの州のひとつ。

ひょえ~!!

 

ブロ友さんのまろろさんの家の「家訓」(笑)は

任意のものでも予防接種はすべて受けさせる。

 

ということだけれど、ウチもそうドキドキ

 

関連記事⇒自分も打つべきか。髄膜炎の予防接種。

 

長女、義務のものは全部終わったし、

推奨されている任意のものもほぼやった。。

11歳からHPV(ヒトパピローマウイルス)の予防接種が

受けられるけど

現在のは2~4価のHPVの予防接種しかでておらず、

 

産婦人科医やってるイタリア人の友人Bさんが

もうちょっとでイタリアでも9価(9Ceppi)のHPV対応の予防接種が出るので

自分の娘(長女と同い年)に接種するのに

待っている状態。。

 

初H前にしなければいけないそうだが

まだ11歳(ほぼ12歳)だからもうちょっと待てるよね!?滝汗

 

イタリアも初性交渉の低年齢化が進む中、

ウチの子に限ってと安心しきれないかも。。チーン

考えたく無いけど。。

 

話を聞くと、「14歳までに済ませちゃうチャレンジ」とか

あるそうで。。。ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

汗汗汗

 

日本ではHPVの予防接種、

副作用を恐れてやらない人が多いらしいが。。

 

日本では副作用が騒がれているが、

産婦人科医のBさんにイタリアではどうなのか聞いてみたら

 

どの予防接種でも多かれ少なかれ副作用のリスクはあり

騒いでいる人もいる。

でも、産婦人科医として、母として、

PHVの予防接種はした方がよいと考える。

娘には必ず受けさせる。

 

そうな。。

 

2017年からイタリアでは男でも

HPVのワクチンが無料になったそうな。。

 

まあ、女だけでなく、男でも他人に移すんだから

やるべきだと思うのは私だけではないだろう。

男性にもがん予防(このワクチンで予防できるのは子宮頸がんだけではない)

の効果はあるというし。。

 

予防接種打つ打たない論争は

何度もいうけど

もはや宗教のようになっていて

お互いが自分の正当性を主張。

 

予防接種って、自分のためもあるけど、自分のためだけでなく、

皆がして病気を抑えていくものなんだけどね・・

 

 

 


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