この週末、
友人の息子さんE君(8歳)が
家で目をケガした。
ほうきか何かを踏んで、
長い柄が跳ねかえってきて、
ちょうどE君の左目に柄の先が当たった・・。
当たった直後は
目が痛いだけで、
特にE君は視力の以上を訴えなかったけど
2時間くらいして目に膜がはったように
ぼんやりとしか見えない。
というので
夜の11時ごろ
急いで救急病院に向かったのである。。
病院の行き先は
一番近い所ではなく、
眼科専門の救急病院があるところへ。
E君の家からは
Policlinico Umberto I(ぽりくりにこ・うんべると・ぷりも:ウンベルト1世総合病院)の
眼科専門の救急へ。
夜の11時30分ごろに到着して、夜の12時15分にはもう診察&応急処置も終わって
でてこれたそうな。。
角膜(伊語:Cornea こるねあ)にちょっとキズがついただけで
10日ほどで完治するであろうということで
視力には影響がかったそうな。。
ついでに、将来はメガネになると思うから、
定期検診してね。
と言われたらしい。。
ここの眼科なら救急じゃないけど
私も子供達を連れてったことがあるなあ。。
(関連記事⇒小児眼科センターに行ってきたが・・。)
ウンベルトI世総合病院は腕のいい医者が多いと聞くが
ものすごく大きい病院で混沌としている。。
(イタリアで2番目に大きな公立の総合病院とある。。大学病院でもある。。)
が、救急外来は
小児科、産科、眼科と分かれている。(昔は耳鼻科の救急外来もあったそうな。)
大きい病院なだけに
ものすごい人が救急にやってくるので、
上の専門以外だったら、別の病院行った方がいいかも。。
次女が脱水症状になった時や長女ののどに魚の骨が刺さったときも
ウンベルト一世総合病院の救急に行ったが比較的すぐに見てくれた。
(魚の骨の時は一番近いPertini(ぺるてぃーに)病院に行ったんだけど、
小児科とは分けていないので5時間待ちといわれ、ウンベルト一世病院へ行き直した)
ペルティーニ病院へは私も大昔に行ったなあ。。
⇒関連記事:救急病院にて
サンタンドレア病院(Ospedale Sant'Andrea)も大環状線にのれば
近いのだが、10時間待たされたことがあるのでもう行かない。。
関連記事
❷耳が切れたまんま10時間待ち。応急処置はテープで貼っただけだった。
私のかかりつけ医曰く、
ローマで比較的空いてる救急病院は
Villa San Pietro病院だそうな。。
(正式名称:Ospedale San Pietro fatebenefratelli、
通称 Villa San Pietro ヴィッラ・サン・ピエトロ)
で実際私がいったときは2時間くらいですべて終わった
⇒関連記事:2013年腰痛覚書 その3 救急病院
まあ、この病院、規模が小さいから、専門の科もすくなく、
対応できるかわからない場合は大きい所に流れるので、やってくる人もすくないのだろう。。
妊娠後期の時、羊水過小で入院が必要だったとき、
(関連記事⇒イタリアの病院で通算1か月入院!)
最初にここに行ったら(二人目はここで産む予定だった)
ベッドの空きがなくて別の病院(Gemelli総合病院:一人目産んだ病院)へいった。。
ウンベルト一世総合病院の
救急外来は広大な敷地にいくつか分散しているので要注意。
地図。(大きく見たい人はコチラ⇒http://www.policlinicoumberto1.it/media/885199/toponomastica.jpg)
私、広すぎて迷ったこと何回かアリ。
眼科の救急の入口は地図の一番左の赤い矢印。
Via Lancisi、2 (最寄りの地下鉄は地下鉄B線Policlinico(ポリクリ二コ)駅)
ローマでもう一つ
眼科の救急で有名なところがある。
(P.OのPが何の頭文字か不明・・ 正式名称の略だったら
O. M. Oftalmicoのはずなんだけど。。)
正式名称はOspedale Monospecialistico Oftalmico。(住所:Piazzale Re degli Eroi, 11)
のPronto Soccorso Monospecialistico Oftalmico(眼科専門救急病院)である。
住所:Via Vittorio Pisani, 15 (P. O. Oftalmicoの通常の病院入口と違うので注意)
地下鉄A線Cipro(チプロ)駅付近
でも、
規模が小さいので、友人は
どちらに行くかちょっと迷い、近いウンベルト一世病院へ行った。
E君の目のケガが軽くすんでよかった。。
E君、今、片目に治療用絆創膏を貼っているので
親達の間ではキャプテンハーロック(かぴたん・あるろっく て言うけど。。)
と呼ばれてる。。
(30代後半~50代前半はイタリア人は皆知っている。。)