昨日、
友人がFB上でシェアしてた
ロベルト・サビアーノ
(Roberto Saviano:小説家。代表作’Gomorra’「邦題:死都ゴモラ」は映画化もされた)
の投稿を見たら
こんなのが・・
左上
美には年齢(制限)はないけど繁殖力にはある。
右上
繁殖力は公共の用。
右下 若い親たち。クリエイティブでいる一番の方法。
左下 政府は良心と責任のある生殖をサポートします。
・・・。
デリカシーのかけらもない・・
SNS上でよくやってる何かのパロディーや冗談かな?
と思ったら
驚いたことに
健康省(Ministero del salute)が9月22日に予定している
Fertility day(生殖力の日)
のキャンペーンらしい。。(健康省のFartility dayのページはコチラ)
・・・どうやら・・、
冗談じゃないらしい。。
わざわざ英語使ってる
ネーミングからしてイケてない。。
特設HPも設けられてる。。⇒http://www.fertilityday2016.it/
イベントのロゴがまたまた
オタマジャクシ付き(笑)で、これでもか感UP。
画像はhttp://www.fertilityday2016.it/より拝借。
イタリアも、日本と同じく少子化が進む国。
画像はhttp://www.worldcareer.jp/ranking/detail/id=72より拝借。
なので、イタリア政府は
なんとかしないと!
と思いこんなイベントをひねり出したのであろう。。
「国民への生殖の知識啓発、保護がねらい」
とあるが。。
驚いたことに健康省の大臣は女性。。
(Beatrice Lorenzin:べあとりーちぇ・ろれんつぃん)
こんなデリカシーのかけらもない宣伝に
なんとも思わなかったのであろうか・・・
特に、最初のこれ↓
より拝借。
ものすごく余計なお世話。。
言われなくても分かっていること・・
子供が欲しくてもかなわなかった人や
子供を持たない選択をした人に
ケンカ売ってるようなもの。。
2枚目の「La fertilita' e' un bene comune.(繁殖力は公共の用)」も嫌だ・・。
画像はhttp://letteradonna.it/256360/fertility-day-ministero-della-salute/より拝借。
皆で大切にしよう。
と言う意味なんだろうけど・・・
「公共の用とは・・ 一般公衆の共同使用物 」
早く手を打ちなさい!
コウノトリを待ってちゃダメだ!
画像はhttp://letteradonna.it/256360/fertility-day-ministero-della-salute/より拝借。
これまた神経を逆なでする宣伝だ・・。
イタリア国民からもガンガン批判されまくりである・・。
「「産めよ増やせよ」感丸出しでがムッソリーニの政策みたい。。。」
「余計なお世話!私の子宮は自分で管理するわ!」
「もっと産め?先に福祉をなんとかしなさいよ!」
などなど。。
もっと別のアプローチで
宣伝つくれたものだろうに。。。
おかげで誰もが知る
イベントになったのは事実だけど・・。