また新たに家を見に行く事になった。
不動産雑誌に物件の広告があった。
Roma Nord INDIPENDENTE su 2 livelli P.T. 115 mq 1° Piano 95 mq terrazzo mq. 30 balcone mq. 19 LUMINOSO E SILENZIOSO trattativa riservata
ローマ市内北 一軒家 2階建て 1階 115㎡ 2階 95㎡+テラス 30㎡+バルコニー 19㎡。
明るく閑静。 限定取り引き。
trattativa riservataとあるときは結構な物件で
庶民にはとても届かない物件なため値段はあえて書かないので
こういう書き方をするが、
別の物件で電話するついでに冷やかし程度に
この物件についても聞いてみた。
あいにくお目当ての物件は売約済み。
不動産屋は上記の一軒家の物件を強く勧めてきた。
バジェットをいうと応相談とのこと。
なりゆきで結局見に行くことになった。
ローマで一軒家なんて超大金持ちか
ラッキーにも祖父母が所有していた人々にしかかなわぬもの。
ムリだとわかっていても夢が広がる。
ツカヌマの夢を見させてぇ~
と不動産屋に教えられた住所にいく。
車で向かう途中、たくさんの緑があり、
交通の便は悪そうだけど
ロケーションはまあまあいいわね
などとコメント。
実際ついてみると・・・。
廃墟!?
私達はそのまま帰路についたのである・・・。短い夢だった・・。