女友達Gは日本の男の子が大好きである。
ペルージャ近郊に住むとても美人な彼女、ペルージャ外国人大学があるため環境には恵まれている。
カッコいい男の子がわんさかいるためペルージャの街中に行く度にはしゃいでいる。
道行く日本の男の子を見るたびに
「カッコいいわ。声をかけようかしら!」
「私好みだわ。フリーかしら?」
と興奮する。
彼女の日本男児愛好の理由は以下のとおり;
1.日本の男の子は服装のセンスがいい。
2.繊細な顔のつくりが美しい。
3.イタ男とちがって落ち着きがあるzenっぽい雰囲気?がたまらない。
4.肌がキレイ。
5.毛深くない。
別の女友達Vは東洋人の男の子(特に韓国系)が大好きである。
店員時代の同僚だが、店にカッコいい男の子が来ると、
「カッコいい!接客ワタシがするわ」
と興奮する。
彼女の韓国系東洋男児愛好の理由は以下のとおり;
1.体格ががっしりしていて筋肉質。
2.エキゾチックなアーモンド形の瞳が素敵。
3.イタ男と違って無駄口が少なそう。
4.女性と話すときのしぐさがカワイイ。
しかし実際 GもVもお好みの男の子をゲットできているわけではなかった。
その理由は・・・・、
彼女達のアプローチは攻撃あるのみ!
だからである。
Gの場合;
好みの男の子を見つけるとすぐダッシュ!今ヒマ?といきなりお茶にさそう。かなり強引なナンパである。
ここでだいぶ引いてしまうが、彼女の場合大きなマイナスポイントがあった。
身長 180cm + ヒール 3ー5cm = 183ー5cm。
元バレーボール選手の彼女はでかすぎるのであった。
Vの場合;
好みの男の子が店にくると即効接近。カバンを見せるフリをして会話を始める。いつまでローマにいるの?明日ヒマ?あなたカワイイわね。質問+ほめ文句攻めである。
マシンガントーク炸裂である。
ワタシが男だったらGが来てもVが来ても絶対ひいてしまうだろう・・。
GもVもひとこと。
「もう、あの子達ったらホント シャイなんだからッ!!」
私はアドヴァイスした。
「押してダメならひいてみろっ」と。
それから数ヶ月、未だに彼女達に成果は見られない・・。