今週は、開業して間もないころ、訪問タッチケア教室に伺わせていただいたこともあるお宅に線香をあげに行ってきました。
お子さんがNICUにいる時からのお付き合い。
生まれた時からたくさんの障がいを持ち、たくさんの医療的ケアで在宅生活をしていたお子さんです。
彼から教えてもらったことは、私の訪問タッチケア教室の基本にあります。
見えない
聴こえない
そして、医療的ケア
いわゆる超重症児と言われるお子さん
ご焼香だけのつもりが、気がつけば1時間以上おしゃべりしていました。
亡くなられて1週間。
お母さんは、いろんな想いを語ってくださいました。
祭壇のまわりはたくさんの写真と訪看さんが寂しくないようにって施してくださったという可愛い飾り。
そして、玄関にあるバギーと酸素ボンベ。
今までにも何度かNICUでがんばってきたお子さんの葬儀やお線香をあげにご自宅に伺ったことがありますが、ご家族やたくさんの方に愛されて、一生懸命に生きた証を感じさせてもらいます。
どうかお空でゆっくりと羽を伸ばしてくださいね。