こんばんは!
今日2回目の投稿です。
あんまり間隔が開く前に勢いで書いちゃおうと思います。
前回韓国で暮らしていた時のことを書きましたが、その続き。。。オーストラリア🇦🇺についてです。
韓国に行く前、日本語教師の研修の一環で9ヶ月ほど滞在しました。
普通時系列に書くんですが、前後してすみません。
会社を辞め、日本語教師の講座も終わりに近づき、研修および語学留学でオーストリアに渡ったのは90年代半ばの25歳ごろでした。
滞在先はシドニーにあるマッコーリー大学の寮。行った時はちょうど夏休みに入ったばかりでした。
カリキュラムはいわゆる秋学期の準備もしくは夏期講習のような内容。
英作文、オーストラリアの歴史、文化について、後は日本語学習についてなどなど。
寮には色々な国からの留学生が。
東南アジアでいうと、マレーシア(彼ら自身、マレー系と中華系などお互い違うということを意識してました)、中国、韓国、香港、インドネシアなどなど。
皆、正規の留学生で4年間勉強する予定の学生ばかり。
他には南アフリカやニュージーランドからの学生も
いました。
そうそう南カリフォルニアのサンタモニカカレッジからの短期留学生のグループも来ていましたよ。
ていうかアメリカ人がオーストラリアに短期留学って遊学ですよね。。。
寮にはオーストラリア人学生も何人かいたのですが。
来てすぐ驚いたのが。。。裸足でキャンパス歩いてる。。。
男の子も女の子も裸足で。。。
アメリカ人の学生もこれには驚いていました。
アメリカ人学生といえば。。。オーストラリア英語もアメリカ英語と違います。
授業で先生がやたら「Reckon」という単語を使うのですが今までの英語学習で聞いたことがない。
寮のラウンジにいたアメリカ人学生に聞くとアメリカ英語では使わないと言います。
調べると「I think」と同義語らしい。
他はAの発音が「エイ」ではなく「アイ」になること。これはよく聞きますよね。
Good day グッデイがグッダイになるんですよね。
最初は???でも慣れてしまうんです。
しばらくして寮生活にも馴染み始めた頃、とあるグループが到着しました。
明らかに30代後半から40代にかけてのアボリジニ系の男性ばかりグループでした。
いつものように何人かの学生とラウンジで話してると何人かのアボリジニの方がやってきました。
思い切って話しかけて聞いてみると、先住民用のリーダー育成カリキュラムを受けるのだそう。
なんでも彼らが住んでいる地域から選別されて将来の居留地のリーダー候補として送り込まれているとか。
正直ショックで切なくなりました。
アメリカにいるネイティブアメリカンも同じですが、普通に学校へ行くこともままない中、こういう機会を与えられた人だけもう少し勉強できる。。
彼らとお話できたのは3週間くらいの短い期間でしたが、自分が恵まれた環境にいるということがよくわかりました。
今でも覚えている彼らが言っていたことは、
「エアーズロックは私たちの祖先が大切にしていた聖地です。それが奪われて観光に使われている。悲しいことです。」
これを聞いて来る前は観光登山しようと思っていたのですが、私は取りやめにしました。
調べたらアボリジニの方々の活動の成果で、2019年に観光登山が禁止になったようですね。
他に思い出に残っているのは寮のカフェテリアでの出来事。
南アフリカからの留学生でアフリカ系の女性がいました。
たまたま私と他の日本人留学生の女性が食事をしているとその女子学生が来て一緒に食事をすることに。
その立ち居振る舞いにびっくり!!
まるでどこぞのプリンセスですか??
という姿勢とマナー。。。
姿勢を全く崩さず背中に頭にかけて定規が入っているよう。
顔はお話する時に左右に動かすくらいでフォークとナイフを上手に使って、小ぶりに切ってお口まで持っていく。。。
ここまで見事なテーブルマナーは後にも先にも彼女が最初で最後です。
聞くと自宅での躾とブリティッシュ系の全寮制の学校で仕込まれたとか。。。プリンセスではなかったけどすごいですね。
話変わって、日本語の授業の研修ではある先生と仲良くなり、同じ研修仲間と先生のお宅へ遊びに行きました。
お家と思って行ってみると広い農地が広がっています。
なんとオリーブ畑で、先生の家族はオリーブ油を作っているというではないですか!
ちょっとした工場もある!
考えてみたらワインを作れる地中海に似た気候ですもんね。 オリーブオイルも作れるわけだ。。。
この時のオリーブオイルの味は忘れられません。
オーストラリア滞在は短かったですが、色々な国の人と交流できたことは今でも大切な思い出です。
最後にエアーズロックの写真で締めまーす。