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「危機感を持つ」

心の扉メンタルカウンセリング横浜

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「相手に聴く」とは?

 

 

相手の言いたいことを、

言いたいとおりに、

伝えたい感情やニュアンスで理解

しようとすることです。

 

 

アサーション・トレーニングに

「聴くのある会話」という、

相手の話を共感して聞くための

訓練があります。

 

 

そこでは、

「相手の話を聞いたあとに、

必ずそれを要約して相手に伝え、

それから自分の話をする」という

課題を与えます。

 

 

たとえば、

相手がこのような話をします。

 

 

「昨日の朝、通勤時間に乗ったら、

途中の駅で停まって

しまいました。

 

どうしたんだろうと思っていると、

ようやく車内放送があって、

前の電車が故障で動かなくなって

いることがわかったのです。

30分後に動き出したのですが、

早朝の会議に遅れてしまいました」

 

 

この話を聞いたあとは、

まず「事故で電車が遅れて会議の

始まる時間に間に合わなかった

のですね」

などと要約します。

 

 

それから、

「じつは私も信号機故障で電車が

遅れてしまったんですよ」と

自分の話をします。

 

 

このように、

必ず相手の話を要約した後に、

自分の話をする訓練を行うと、

聞いたことを返すことの難しさが

よくわかります。

 

 

人によっては、

相手がしたことをそのまま

オウム返ししたり、

要約はしても相手の一番伝えたい

ことが抜けていたりします。

 

 

しかし、

相手の言わんとすることを

確かめて返そうと心がけていると、

やがて「聴くのある会話」が

できるようになります。

 

 

あなたも、やってみてください。

 

 

 

 

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