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「うらやましい」は

 

自分もそうなりたいという願望、

あこがれを含んでいます。

 

 

そう思って努力するならいい。

 

うらやましがるのはいいのです。

 

 

ところが、

うらやましがっているだけで

何も努力しないと、

 

「うらやましい」が

 

「ねたましい」

 

に変わってしまうことが

あります。

 

 

「ねたましい」には、

相手を引きずりおろしてやろうと

する気持ちが加わるため、

とても陰険です。

 

 

仮に引きずりおろしたとしても

相手より優位に立てるわけ

ではなく、

自分自身は何も変わらぬまま

です。

 

 

やるべきなのは自分を高める

ことであって、

人の足を引っぱることでは

ありません。

 

 

引きずりおろされた人は、

足を引っぱっ人を恨みます。

 

 

姑息な手段を用いたならば、

周囲からはさげすみの目で

見られ、

敬遠されるでしょう。

 

 

もはや四面楚歌ですが、

残念ながらこれも自らが

招いた結果なのです。

 

 

人をねたむ心はかなり厄介です。

 

 

あこがれの人物への気持ちに

嫉妬が混じっていないか、

ときどき自問してみること。

 

 

そして、

人の足を引っ張るくらいの

力があるなら、

 

だれかの手を引き、

背中を押すためにその力を

使いましょう。

 

 

 

 

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人にはどこかしら欠点がある

ものです。

 

 

仕事は

できるけれど人付き合いが

下手、

 

何かやるとどこか抜けて

いるなど、

 

誰しも思い当たることが

あると思います。

 

 

しかし、

自分の欠点を卑下しすぎるのも

禁物です。。

 

 

能の「高砂」に松の精として

登場する爺(おきな)と

媼(おうな)の人形を

結婚のお祝いに贈る習慣が

あります。

 

 

「共に白髪の生えるまで」

 

 

との思いが込められている

だけでなく、

爺の持つ能手に福をかき集め、

媼が手にする箒(ほうき)は

邪気を払うという意味が

あるそうです。

 

 

これを踏まえ、

ある老僧が結婚披露宴で

スピーチをしました。

 

 

「旦那さんが熊手で拭き残した

ものを、

奥さんが箒(ほうき)で掃いて

いくんです。

 

 

夫婦とはこういうものです。

 

 

大きなものを掃くための

熊手では細かいものは

取りきれず、

いわば欠点がありますが、

そこを箒が補ってくれます。

 

 

欠点は「欠けた部分」と

いう意味で、

歯車と似ています。

 

 

歯車は欠けた部分と出ている

部分に、

また別の歯車がかみ合って

回り出します。

 

 

人と人の関係も、

この歯車のようなものです。

 

 

自分を卑下せず、

欠点を補い会える相手を

見つければ、

物事は歯車のごとくうまく

動き始めます。

 

 

 

 

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「人に嚙みついて得るものは?」

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わたしは「元気」という言葉が

大好きです。

 

 

元気は

「元(もと)にある気」です。

 

「気」の流れ。

 

 

元気はまさに命そのものが

持っている力のようなもの

でしょう。

 

 

元気の出し方は、

自然が持っている「気」に

シンクロさせるために自然の

中に身を置いたり、

 

この世に生を受けたことを

親や先祖様に感謝するために

お墓参りをしたりと、

人によって、さまざまです。

 

 

命がある限り、

一人ひとりの人間の中に

元々ある「気」はなくなったり

しません。

 

 

悩んだり落ち込んだり、

病気になったりすれば、

元気は外に出づらくなりますが、

 

きっと出たがっているに

違いありません。

 

 

大変な時こそ、

命そのものに宿る

「元にある気」を意識して、

心にも体にも元気を取り戻し

ましょう。

 

 

 

 

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不幸を「自業自得」として

受け入れるには、

相当な覚悟が必要です。

 

 

そのため、

自分の不幸を人のせいにする

人がいます。

 

 

悪いことをした人の多くは、

 

「私が悪いのではありません。

あの人が悪いのです」

 

と誰かを指さして言うでしょう。

 

 

「あなたが悪い」

 

「あなたのせいで」

 

と不幸の原因を他人に押しつけて、

自分の非はけっして認めません。

 

 

しかし、

全面的に相手が悪いなんてことは

まずありません。

 

 

自分の心に「欲」や「世間知らず」

といった落ち度があるかも

しれません。

 

 

そこには」煩悩の三毒」と

呼ばれる

 

「貧(むさぼり)瞋(いかり)

痴(おろか)」

 

が関わっており、

人を指でさした時の中指、薬指、

小指が、

この三毒のありかを示しています。

 

 

自分のほうを向いた三本の指が、

あなたに反省材料を指示して

いるのです。

 

 

他人のせいにしようと

人差し指を誰かにむけたとき、

自分にむけられた三本の指を

見て反省する心を思い出して

ください。

 

 

どうしても人のせいにしたければ、

それ相応の覚悟を持って、

すべての指を相手に向けながら

 

「あなたが悪いと」

 

と言ってみたらどうでしょう。

 

 

 

 

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容姿の美しさや若さにこだわる、

いわゆる「見た目」を重視する

人がいます。

 

 

しかし、

 

「三日見ぬ間の桜かな」

 

と詠まれるように、

花の命は短いもの。

 

 

容姿は加齢とともに否応なく

おとろえていきます。

 

 

また、

自分では「心は若い」と

思っていても、

年老いてくるとつい説教じみて

きて動くよるも屁理屈、

 

「最近の若いものは」と

放言したり、

 

「私の若かりし頃は…」と

自慢話をしてしまうことが

増えてきます。

 

 

昭和の時代に流行った秀逸な

交通安全標語に

 

「かっこよさ、心で示せ、

暴走族」

 

というものがありました。

 

 

あなたが周囲に示すことが

できるのは、

その心と言葉だけです。

 

 

残念ながら、

容姿や若さなどは一願だに

値しません。

 

 

「山椒は小粒でもぴりりと辛い」

 

「一寸の虫にも五分の魂」など、

 

見た目にとらわれてはいけないと、

私たちに気づきを与えてくれる

格言はたくさんあります。

 

 

 

仏教では、

 

「体は花のようにしおれて

散っていくが、

心はたなびく香りのように

いつまで残る」

 

というたとえが、

しばしば使われます、

 

 

きれいな花もいいですが、

心の香りをかぐわしくして

いきませんか。

 

 

 

 

 

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