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「人の話を聞こうよ」
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反応薄めの「察し型」から、
打てば響く「発信型」を目指す。
雑談は、
「中身のない言葉のキャッチボール」
とよく言われています。
それだけに、
打てば響く反応の仕方や
気持ちの入ったレスポンス、
適度な間合いなどを組み合わせて、
相手に気分よく話してもらう
ことが重要になります。
そもそも、人は基本的に
「自分の話を聞いてほしい動物」
と言われています。
ですから、
話をスルーすることなく
「きちんと聞いています」と
反応することは、
雑談を楽しむ相互の約束ごとです。
たとえ言葉が即座に浮かんで
こなくても、
まず笑顔を浮かべるだけでも
気持ちは伝わるものです。
そして、
相手の話を無視せずに、
表情やしぐさ、相槌などで
しっかり反応すれば
「話していて楽しい人だな。
また会いたいな」
という好印象を得られるのです。
しかし、
日本には「以心伝心」や
「気持ちを察する」といった
「察し型」の文化があるためか、
日本人の相槌は全体的に反応が
薄い傾向にあります。
返答も
「あ~なるほどですね~」と
あまり本気度が伝わらず、
相手によっては不快に感じる
人がいてもおかしくはないでしょう。
ですから、
相槌の打ち方・返答の仕方は、
明確な「発信型」を目指すべきです。
最近の話し方マナーでは、
話が弾む相槌として
「さしすせその法則」が注目
されています。
さ=さすがです
し=知らなかったです
す=素敵ですね
せ=センスがいいですね
そ=それはすごい
相槌を打つ際にこれを意識
するだけでも
「手あかのついた相槌症候群」
から脱却できます。
*手あかのついたの意味
すでに多く使用され陳腐化している
さまなどを意味する表現
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