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ルビーのブログ

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間一髪で危機から脱出した。

大げさに聞こえるかもしれないが、
私にとってはものすごーく
緊急事態だったのだ!

だが一難去ってまた一難。
「ホッ」としたのと、
久しぶりに座った脱力感で
なかなか立ち上がることができなかった。

しかしいつまでもトイレに
こもっている訳にもいかないので、
意を決して立ち上がることにした。

ぎっくり腰にならないように、
両手を壁に当てて体を支えながら
そーっと少しづつ、ゆっくりと立ち上がった。

衣類を引き上げる時もそーっと、そーっと
腰や膝をいたわりながら、ゆっくり慎重に動いた。
冬は重ね着しているので、これもまた大仕事?だ。

手を洗って店内に戻り、ここでやっと一安心。

さて、トイレだけ借りて
そのまま出てゆく訳にもいかない。

『何か注文しなくっちゃ』

だが、何か飲めば又トイレに行きたくなる。
悪循環なのだが、この場合は致し方ない。

お店の奥にも店員さんはいたのだが、私あえて
『トイレだけ借りずにちゃんと注文します』
と、アピールする為に入口でトイレの場所を
教えて下さった店員さんにカプチーノを注文した。

店員の男性は特に私のことを気にしている
素振りはなかったが、私としては
『これでトイレを借りたお礼はできた』と思った。

イスに座ると別料金が必要なのと、
立ったり座ったりして腰や膝に負担が
かかると思ったので、カウンターに
寄りかかりながら熱いカプチーノを飲んだ。

体は温まるのだが、どーしても
トイレのことが気になってしまう。

お店を出る前にもう一度トイレへ行った。
『また行くの?』っと
お店の人に思われてしまうかとも思ったが、
油汗が出るような目に
もう二度と遭いたくなかったのだ。

トイレ騒動は一件落着。
お店を出て【ポポロ広場】へ戻った。

【ピンチョの丘】から眺めると
楕円形になっている広場の半分は
駐車場なのか?多くの車が停まってる。

中央にはオベリスクがそびえていて、
四隅には獅子の口から水が噴き出る噴水がある。

この広場のオベリスクは、
アウグスト帝時代にエジプトから
運ばせたのだそうだ。

それにしても、
ローマ人はいったい何本のオベリスクを
エジプトから運んだのだろう?!

ヴァティカンの【サン・ピエトロ広場】も、
【ナヴォナ広場】も、
ローマ市内の多くの広場の中央には
オベリスクが建っている。

オベリスクの数だけ
ローマ帝国の凄さを見せつけられている
気がする・・・

広場を中心に放射状に
通りがいくつも延びている。
広場のほぼ中央から南に向かって
真っ直ぐ延びているのは「コルソ通り」

この通りの左右には、
「双子寺」と呼ばれる教会が建っている。

「コルソ通り」の左側が
「サンタ・マリア・デル・モンテサント教会」
右側が「サンタ・マリア・ディ・ミラコリ教会」

別々の教会だが外観はそっくり?!
で、真に「双子寺」だ。

広場で写真を撮っている時、
「パカッ、パカッ、パカッ」
という蹄の音に気づき振り向くと・・・

白馬に跨った王子様?!ならぬ
警察官が二人いた!
しかも一人は女性警官だ!!

警帽を被り、襟元に金色の飾りの着いた
紺色のマントをひるがえして
『カッコイイ!』

お二人に許可を得て、
記念写真を撮らせて頂いた。

『女性警官カッコよかったな~』
『馬に乗ってパトロールするんだ』
『日本でもやったらいいのに』

そんなことを思いながら
「コルソ通り」を歩いた・・・・・