自称「尼崎のドブネズミ」こと
芸人、チャンス大城(大城文章)さんの自伝。

僕の心臓は右にある  大城文章

生まれてから失敗と後悔の連続だった大城さん。

"濃ゆい町" 尼崎での少年時代。ずっといじめられっ子だった壮絶な経験。

上京し、芸人の道を歩むも失敗の連続。突然の結婚と離婚。

ホームレスすれすれの人生。うつ病に苦しんだ日々。


そんな大城さんに人生の好転が…。


闇から光が射し込んできた昨今。


笑える話、切なくなる話、怖い想いをした経験などなど、、、夢中になれた一冊でした。




私がチャンス大城さんを知ったのは、ローカル局(TOKYO MX)の某バラエティ番組でした。二年くらい前だったと思います。

"この人本当に地下芸人なの?めちゃくちゃ面白いじゃん!" というのが大城さんの第一印象。

その頃の大城さんは本の終盤にあるよう、自分の人生を反省し、再び歩き出してお仕事が増えてきた頃だったと思います。

水曜日のダウンタウン、さんまのお笑い向上委員会など観ている方はご存知かもしれませんね。


大城さんが挫折を繰り返しながらも大きなチャンスに恵まれてきたのは、ご本人の人柄ではないかと思いました。

文面からも人に好かれるものを持っている方だと感じました。




それと少しネタバレになってしまいますが、
特技が占い(※よく当たるらしい)の姉のミステリアスさんによれば、大城さんは54歳で売れるそうです。…私はもう売れていると思うんですが…???

現在47歳の大城さん。あと7年で大ブレークするのかな?

ますますチャンス大城の活躍に期待したいです。



最後に…
今、いじめや人生に苦しんでいる人に読んでもらいたい本だということをお伝えします。



生きろ・・・