前回の須賀神社参拝からの続きです。

迎賓館赤坂離宮で行っているガイドツアーに申し込み(要予約)、和風別館 "游心亭(ユウシンテイ)" の内部、庭園を見学してきました。



ホームページから予約できます。


公式Twitterもあります。


荷物チェック(空港にあるようなベルトコンベア式のバッグの中の金属に反応する機械)があり、厳重な警備の中で迎賓館を見学です。


メールでは服装の注意点が書かれてましたが(要は迎賓館の見学に相応しい服装)、実際はカジュアルなTシャツ、短パン、ジーパン、スポーツウェア、素足にサンダル…普段着のような軽装の人ばかりでした。

過度の露出や奇抜な格好をしなければいいのかしら?

バッチリ決めなくても、私もそれなりの服装を心がけたのに……ねぇ~……苦笑

集合時間、集合場所まで休憩。



迎賓館の西門が入口で、案内図の通り本館、主庭を通り奥のほうにある和風別館の受付テントからツアーのスタートとなりました。



建物の中は撮影禁止ですが、屋外は撮影OKです。

海外の要人をもてなす細やかな工夫がされており、その一つとして、周りの高いビルが見えないよう、庭園の木々や窓辺の簾で隠れておりました。


写真の池には錦鯉が。

金色で蝶のような大きなヒレの鯉がおり、上皇陛下が金魚と鯉をかけあわせて品種改良されたそうです。



館内では当時のアメリカ大統領、日本の首相が鯉に餌やりする写真パネルがありました。


写真を撮り忘れてしまいましたが、庭園には梅の木が何本か植えてあり、梅の花の季節が庭園の見頃だとガイドさんが仰っていました。

次に行く機会がありましたら、梅の季節を狙いたいです。


館内は谷口吉郎さんの設計で、六角形の照明、天井、壁、床、細部に至るまで職人さんたちの手仕事(もはや芸術品)が見られます。







余談ですが…

館内でガイドさんの説明中、池を眺めていました。
そこへ一匹のカラスが。
⬇️下の写真の水色のホースをカラスが上手に持ち上げて水を飲んでました。そして飲んだ後はちゃんとホースを池に戻してました。

迎賓館に来るカラスはお行儀が良いんですね笑。

池の中に可愛らしい稚魚が何匹か泳いでいました。
ほとんどが大きな鳥に食べられてしまうそうです。

全てを護るのでなく、自然に近い形で管理されているのは意外でした。



緑豊かなため、タヌキ、ハクビシン、アオダイショウも出るそうです。

東京都心とは思えないくらい緑豊かな環境です。




本館から和風別館へ繋がる所にエリザベス女王が植樹された木が。こういったものもガイドさんがいないとスルーしてしまいます。


次は本館のことなど書こうかと思います。



…続きます。